そこで、高校に通う事になったのだけど
同居人のアドバイスで普通の現地の高校に通う事になった。
(他の留学生なんかは専門の語学学校に通うのが一般的)
下手に日本語を入れた勉強よりも
全て英語の授業で頑張った方が早く覚える事ができるからだそうだ。
当時、勉強なんて全くせず
英語力はアイアムアペンくらい酷かったが
軽い気持ちでOKし、そこに入学した。
学校は、簡単に言うとA~Dまでのコースがあり
Aが秀才ばかりの学生の集まりで
下に行くにつれて勉強できない、運動できない、楽器もひけない、演劇もできない
みたいに、レベルがわかれていた。
入ったのは、一番下のD。
勉強どころか、英語がままならない移民や留学生しかいないコースだった。
それでも授業は全て英語で行われる。
転入生として紹介されて入ったが
アジア、アフリカ、南米など、色んな人種の人がいてビビッた。
基礎英語のクラスとはいえ、自分以外の人はみんな
普通に英語で会話し、先生の受け答えもちゃんとできていた。
自分だけが全く何もわからず、ただボーっと授業の様子を見ていただけだった。
中学で50分の授業だったので
こちらの90分の授業は長くてただつらかった。
そんな感じで、わけもわからず、色んなカルチャーショックを受けながら学校生活を続けていたが
ある先生に目をつけられた。
先生は、ルイージみたいな見た目の
40歳くらいのダンディーな男の先生だった。
自称、語学堪能で
英語、スペイン語、日本語、中国語、他
何でも喋れると自負していた。
たぶんヒスパニック系だったような。
肌は白に近かったよ
この先生は、>>1が英語を全く理解できないと知っていながら
何回も俺に授業内容の質問をしてきた。
俺は質問の意味すらわからず
「i don’t know」と顔真っ赤で答えるしかできなかった。
ある日、いつものように質問された。
何回も執拗に質問され、そのたびにわからないと答え
最後らへんは、恥ずかしくてちゃんと声が出せなくなっていた。
そして、トドメといわんばかりに
ルイジ「これこれこうだが、答えは?」
>>1「・・・あ、あいどん・・」
ルイジ「i don’t know?っぷwwふはははははww」
馬鹿にするように、自分の返答を真似しルイジ大爆笑。
クラスの、ルイジの取り巻きも爆笑。
何人かはしらーっと自分とルイジのやり取りを静観。
後でわかるが、できない。
たまらなくなって教室から逃げた。
トイレにかけこんで、くやしくて泣いた。
でも、このまま逃げていたらいかん、面倒見てくれてる同居人に申し訳ない
と、タヒぬ程恥ずかしかったが、教室に戻った。
隣の席の黒人の女の子が、大丈夫?と心配してくれ
また泣きそうになったがこらえた。
ルイジは教室に戻ってきた自分に、ペナルティだ何だといって上に報告し
休日に学校の掃除をする奉仕活動みたいな事をやらされた。
後で知ったが、教師の許可なく教室を無断で出たりするとペナルティになるんだそうだ。
半年くらいしたら、英語もだいぶ聞き取れるようになったんだが
ルイジからの暴言の意味も理解できるようになり、余計に落ち込んだ。
一度、ルイジにweirdと言われ、後で辞書で調べてみたら変人という言葉と知った時はショックだった。
何で、自分で自分の悪口を勉強しているんだろうかと激しく落ち込んだ。
バカにされない。
普通の人なら馬鹿にしない。
その後も、教科書に北京原人などの挿絵が出ると
「ちょっと見た目がアレだよねー、これw日本人かな?wっぷぷw」
みたいな事を言われたりしたが
笑われても我慢して授業を受けた。
少しづつ、会話もできるようになった頃
リーゼントのスペイン人と仲良くなった。
リーゼントは、好青年でイケメンだが
ランマ1/2の大ファンでアニオタだった。
主題歌を歌ってやったら凄い喜んだりしてた。
最初は日本のアニメ好き~みたいな感じでいろいろ話かけてくれて
後に彼女(アムロナミエみたいな美人)を紹介されたりして結構仲良くなり
学校終わって、一緒に映画見たりハンバーガー買い食いしたりするようになった。
とにかく、初めてできた友人と遊ぶのが楽しかったし
たどたどしい英語を拾ってちゃんと会話してくれたり
わかりやすい英語を話してくれたりして自信もついた。
放課後、芝生に座って
お互いの家族の問題とか話して慰めあったりとか
映画みたいな事して楽しかった。
まあ、それもルイジに壊された。
成績下がったら、嫌いな家族のいる日本に帰国って約束だったからだよ。
ある日、ルイジの授業で「友達に言えないような本音をレポートにする」
ような課題がでた。
科学の授業なのに、ルイジはよくこういう意味のわからない課題を出していた。
馬鹿正直にリーゼントの事を書いた。
「とてもいい奴。優しい。ただ、彼女がいるのに、他の女性と仲良くしすぎかな?」
みたいな事を書いた。
まあ、わかると思うが、ルイジはリーゼントにこのレポートを見せた。
しかも改悪して見せたみたいで、リーゼントは怒って俺に抗議しにきた。
リ「何で俺の悪口を書いた?」
「悪口なんか書いてない」
リ「嘘つくな。俺はレポート用紙でお前の名前を見た。お前の名前と苗字は(米国では)珍しいから
間違えようがない」
「でも、俺は悪口なんか書いてない、何を怒ってるんだ?」
リ「・・・お前は、俺を笑わせようとしてるのか?」
「そ、そうだよ。俺は悪口なんか書いてないよ。もう帰ろうよ、何か食べに行こう!」
リ「・・・もういい」
リーゼントはそう言って、どっかへ行ってしまった。
意味がわからずに、自分はそのまま帰った。
で、何か受け答えを間違えたのか考えた。
文法とかを思い出して考えてみたら意味が違っていた。
本当は「俺を笑って(馬鹿にして)いるのか」だった。
俺はそれに、そうだと答えたわけだ。
リーゼントはそれ以来、俺を無視するようになった。
校内で目があっても、顔を背けられた。
結果的に俺の英語力が無かったせで友達を失ったワケだが
俺は原因を作ったルイジを怨んだ。
たまに会話する人はいたが、またぼっちの学生生活に戻った。
それでも少しづつ英語ができるようになり
もう少しでルイジのクラスが終わるという時、復讐する事にした。
「学校生活で感じた事を自分の国の言葉でレポートにする」
というものだった。
この課題は何度か出ており、皆、各々の母国語でレポートを書いた。
もちろん、俺は漢字を混ぜた日本語で書いた。
自称、語学堪能なルイジは、このレポートを全て英語に訳して生徒へ返す
→どうだ俺ってスゲーだろww
をやりたいが為の課題だった。
いつものように、ドヤ顔でレポートを返すルイジ。
俺のところにも「訳してやったぜドヤ」っと持ってきた。
だから言ってやった。
「これを訳したのはあなたじゃないですよねw」
「は?」
「これを訳したのはA先生(日本語の先生)ですよねw」
当時はぼっちのヘタレの赤面症でしたよw
本当に馬鹿にした口調で、草はやしながら言ってやった。
ルイジは生徒のレポートを、その語学の先生に丸投げして
あたかも自分がやりましたかのように生徒へ返していたんだよね。
それがわかったのは、A先生が俺のレポートの中の
わからない文法とか単語を聞きにきたから。
「あなた本当は日本語わかりませんよねw」
ルイジはぷるぷるしてた。
「なんだお前は、俺の授業を妨害するなら出て行け」
俺は荷物を抱えて教室を出た。
そこで、ルイジにやられた事を訴えた。
特に、「日本人が嫌いなようで」、と、「人種差別された」と
10倍くらい誇張して訴えた。
泣きながら、たどたどしい英語で。
ルイジがその校長♀を好きな事を知ってたし
もうすぐしたら本校初の、日本と交換留学する予定なのも知ってたから
効果は抜群だった。
次から、別の優しい先生のいるクラスに移してもらえた。
ルイジが、何度か猫なで声で話かけてきたが
「近づかないで!やめて!」と大声で逃げてたらこっちにこなくなった。
そのせいか、他の生徒にヒソヒソされ
DVでもやってんのかと噂が広まり、校長先生にも嫌われたルイジは学校から消えた。
ホームステイみたいな感じではないの?
その学校のHPから校長や副校長のアドレスを探して
ルイジがやった事をメールでチクりまくった。
それはもう、何度も送った。
「お宅の生徒が人種差別されてないか心配です」と。
なるべく、黒人の教師や校長を選んで送った。
そこのHPからルイジの名前が削除されるまでやった。
それからはルイジがどこに行ったかわからない。
しょぼいですが、復讐終わりです
スレあまりまくった、ごめんw
校長は当時、アラフォーくらいだった気がする。
ルイジはギリ30代って感じかなー
>>24
ほとんどあった事のない親戚と暮らしてた。
>>27
リーゼントは仲直りする前に卒業してしまった。
今でも悔やんでいるから、見つけたら手紙を書きたい
Facebook使えば簡単に見つかりそうだけど
帰国してから10年以上たったからなー
少しづつ忘れてるw
今は、映画字幕なくても見れるけど
喋るのは少し下手になった
>>30
うむ、探してみたんだが
苗字が思いだせんw
別に教師からいじめられたい、ってわけじゃないけど、こういうスレを立てられるぐらいに気持ちがセイセイすることをしてみたいな
その頃、恥という恥をかいたから
結構強くなったよ。
リーゼント見つかるといいね
その学校に問い合わせるか
学校のHPもたまに見てるんだが
いかんせんマンモス高だからなぁ・・・
ちなみにA先生はまだ現役だった
若しくは共通の友達リスト
>>39
共通の友人か探してみるかな。
なにせほぼ、ぼっちだったから友人が少ない…w
あっちはいろんな人種がいる分、人種差別ってことにはきちんと気を配ってるんだなー
リーゼントの誤解が解ける、というか連絡取れるといいな
俺がいた学校は特に白人と黒人がやりあって問題になってたから
余計に効いたかもしれん。
リーゼントには、タヒぬ前に一度でもいいから会いたい
んで、思い出したが。
ルイジが俺を嫌った原因は
俺がルイジの日本語にダメ出ししたからだった。
あいつは、電話のもしもしって言葉をこんにちわと思ってたから
それは電話以外では使わないって言ったのが原因
ルイジってどんくらい日本語知ってたの?
日本で生きていけるぐらい?
たぶん、もしもししか知らなかったはずw
理不尽www
カノから辿るとかできるかもよ
お前天才だな!
ちょっと風呂入って探してみる。
ありがとう
そこらへんとか年代とかさぐってみたら、彼女の方はみつけた。
一応、メッセージ送ってみたけど
彼女、アムロだったのが美輪明宏みたいになってたから
本当に彼女かどうか自信ないわw
とりあえず、あきらめてたけど本気で探してみる。
おまいらありがとう
自分は顔本やってないからわからんが、これでダメなら学校の名前で関係者片っ端から、と
提案しようと思ってたわ
うまく繋がれますように…
いいなぁ
俺だったらどうなってたことやら
引用元: ・外国人の教師に復讐した話