苦労して口説いただけに、嫌われまいとバイト代とか貢ぎまくり、奴隷状態。
クラスメイトや友人達は皆、俺の愚行に呆れかえっていた。
その後、先輩はサッカー部のイケメンと付き合い始め、捨てられた俺はようやく
目が覚め、もう二度とあんなくだらない女と付き合ったりしないぞ、と心に誓った。
ところが、それから一か月も経たないうちに、先輩の我儘に耐えかねてイケメン逃亡。
それと同時に、先輩が俺とヨリを戻したがっている、と言う噂がチラホラ出始めた。
クラスメイト達には「あいつ馬鹿だからどうせヨリを戻すにきまっている」と言われ、
必死に否定し続けたが誰にも信じてもらえず。
そんなある日、先輩が休み時間中にいきなり教室にやってきて、声高に
「あたしに振られてから、未だに彼女がいなくて可哀そうだから
もう一度付き合ってあげる。ありがたく思いなさい!」
と言う様な事をほざきやがった。
俺はナグり倒したい衝動を必死に抑えながら、
「ふざけんな屑が消えろウザい死ねアバズレが」を3倍ぐらい酷くして言い返したら、
突然「おお~!!」と言う歓声とともに、その場にいたクラスメイト全員が立ち上がって拍手。
「よく言った!!感動した!!」と頭をバシバシ叩かれた後、胴上げされた。
それを見た先輩は、真っ赤になり、ふじこりながら退場。
未だに同窓会で話題になる武勇伝?です。
何かその光景を想像して激しく笑えた。
実際リアルで居たら勘弁だな
GJ
こういう時ビックリするくらい盲目になる人間の方が多い
引用元: ・胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(89)
こういう場合には、喜んで抱き着き胸に顔を埋めて嗚咽するのが正しいのでは。