原因は借金してたことだった。何に使ったのかよく分からん。
最後の持ち金は11円。車のなかに最後に食べたと思しき兄が好きだった
肉弁当みたいな空弁当箱があった。
日々の金に困って母さんの財布からも盗んでたらしい。
就職一人暮らしして何年も会って無かった自分のところにも金借りにきた。
思えばそこで気づくべきだった。
ジサツしたって聞いて、最初は悲しくなかったけど、遺体を見たら急に悲しくなって
涙が止まらなかった。
どうして気づけなかったのか自分を悔いたし、何とも思ってなかった兄が死んだことに
対してこんなに悲しくなる自分に凄く驚いた。それが衝撃だったかなぁ
お母さんの財布から抜いてたってことはお兄さんはご両親とは同居してたのかな?
そうなら住むところと食うにはなんとか困らないとは思うが。
借金の総額と残りはいくらぐらいだったんだろう。
自分も20ちょっとで若かったけど、狼狽した母親は何も出来んかったから、まぁいろいろ大変でした。
たかだか1000万だけど、利子で精いっぱいだったんだろうな。
同居してたけど、母子家庭でもう一人の兄は行方不明で、
自分は一人暮らしになったし、ジサツした兄と母親の2人暮らしだった。
母親も働いてたし、狭いアパートだったけど慣れてたから
住むとこに困ってた訳じゃないんだよね。
金の使い道も遺書にも書いてなかったからわからないしその後、変な電話があった訳でもなし。
まぁ、葬式まで進めると母親ってのはこっちが思ってる以上に
子供に対して愛情があるものなんだなと思ったわ。
しっかし、ジサツする直前にだよ、肉弁当と11円。
情けなくて泣けるというか不思議と滑稽だった。ほんとに滑稽だったよ。
あと、その日自分は出張中で、会社から携帯に留守電入りまくった。
不思議と、あぁ死んだかと思って驚かなったんだよね。
ひと月くらい前に2回目の金借り要求が兄から来て、無下に断ったら
「ひと月ぐらいしたら返すよ・・・」って言って電話切られたからなぁ。
生命保険金のことだったんだろう。
長文スマン。
お兄さんは読んだら、踏みとどまれたかなあ。
意外に金銭的なことは逃げようがあるらしいよ。
成功したやつ知ってる。でも都市じゃないとキツいかもね。
何ヶ月間も利子だけ払っていたことが衝撃だった
毎月の給料が7、80万あるから、数ヶ月間貯めて元のお金を一気に返しちゃえばいいのにそれができない
生活費を母に渡したらそれ以外は自分の趣味に散財してしまう
大人になるまで食わせといてもらってなんだけど最高に頭が悪いと思った
人に相談にする、という選択肢が何故か見つからないんだよな・・
独りで悩んでジサツする人には・・
人生なんて、やる気になりゃ何回でもやり直せる。
金のことなんて屁でもない。
この世に価値を感じるものがもう何も無かったのかもしれないが
自己破産自体は20万くらいあればできる
ただ借金の理由がギャンブルみたいな無駄遣いだった場合免責されない
自己破産しても免責されなきゃ借金はチャラにならんのよ
と、思わせて以外に簡単。
ギャンブルで~とか言わず生活費に使って~反省してます~とか言っとけば大抵は通る。
引用元: ・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 123度目
自己破産申請する時には借金チャラにする為にドコに幾ら借金が有るか
書かないと借りたもん消せない。