小学生のころの修羅場。過疎ってるので箸休めに。
小学校高学年で、父親の都合で都心からいきなり地方の田舎に
転校になった。
都会からの転校生ということで、注目を集めまくり、敵愾心を
もたれたりして軽い嫌がらせを受けていた。
でもまあ、そんなのは通過儀礼のようなもんなので、やがて
そこそこクラスに溶け込むようになった。
ある日、給食で副菜に甘くしたるうずら豆が出た。
私は昔から甘く煮た豆全般が嫌いで、あんこも駄目。
でも残すと怒られるので、牛乳で飲み下すという技を編み出していた。
その日も、自分のトレイに運ばれた豆を見ながら、
何個づつ牛乳で飲み下そうか、大きさ的には2個が限度だけど
牛乳の配分を考えると3個まとめてみるか、歯だけで噛み砕けば
なんとかなるかもとあれこれシュミレーションを繰り返していた。
そうしたらいきなり、
「私の男とらないでよおおおおお!」と絶叫が響いてきた。
誰かが叫んでるなあと思いながら、シュミレーションに夢中な私。
しかし、何だか周囲の様子が変。ざわついている。
顔をあげてみたら、クラスのみんなが私を見てる。
シュミレーションを中断してキョロキョロしたら、クラスのリーダー格である
女の子A子ちゃんがこっちを向いて涙目で睨んでいた。
・・・( ゚д゚ )
A子ちゃんの子分たちで、やっぱりこっちを睨み続けるクラスメイト着席させ
何事もなかったように給食になったんだけど
私はショックのせいかシュミレーションを間違え、豆をしっかり味わうはめになった。
放課後、A子ちゃんの彼氏、私さんとっちゃったんだーとクラスの子に言われたり、
A子ちゃんに目つけられるなんて大変だねーと言われましたが
「私の男」という言葉を叫んでるA子ちゃんの姿、
それを私がとった、らしい・・ということ、
「私の男」が誰なのかさっぱりわからないということ、
豆を噛み砕いて味わってしまい、眉間がムズムズしてること(豆食べるとこうなる)
しまったこの豆飲みしの術は通じないのかもしれないということ
もうどれにショックを受ければいいのかさっぱりわからず
クラスの子の声はほとんど聞こえず、( ゚д゚ )のまま下校した。
その前後の記憶は、あんまり無い。
結局、A子ちゃんはしばらくして転校したので、私がとったはずの男が
誰だったのかも判明しないままでした。
Aちゃんが常に睨んでいるので、ビビったクラスメイトは教えてくれないし
Aちゃんが転校したころには、すでに忘れてたし(小坊ですから)。
後にも先にも、「私の男をとらないでよ」と言われたのはあれきりです。
登場人物書くの忘れてた
私・・・転校生、小学校高学年
A子ちゃん・・・クラスのリーダー格の女の子
A子ちゃんの子分(数名)、クラスメイト
私は中学の時「(男)とらないで」「近寄らないで」と言われた。
( ゚д゚ ) ←これよくわかる。
転校してきたんじゃなかったらクラス中が知ってる「A子の男」がわからないのはおかしいじゃん
↓
その日の給食当番はA子の好きな人
↓
>>776が給食台の前で好きな人に色目使ってる!
↓
ふじこふじこ
になったんだと思ってしまった…。
A子の彼氏は実在しない男かもよ
アニメキャラとか
引用元: ・◇修羅場◇part90