二次会のカラオケに向かう移動の途中で事件は起こった。
一台の高級車がクラクションをならしながら後ろからやってきた。
スモークで中は見えない。車が一台やっと通れるくらいの細い道で、俺たちは車が通れるように、端によった。
車が俺達の列の先頭にさしかかったあたりでピタッと止まり、いかにも893という風貌の男が降りてきた。
そして、先頭を歩いていたアルバイトの胸ぐらをいきなり掴んで、「おぅ、今のはお前か?コラ」といいながら2~3人の襟元を次々掴んでいく。
そして、Aのところで、「お前だろ!ちょっと来い。」と言って、Aを無理やり車に載せようとしている。明らかに怒った表情とは裏腹に口調が落ち着いているのが逆に恐ろしい。
袖口からは手首のところまで彫られた刺青が見える。違います!違います!と必死に踏ん張るA。
ただ見てる訳にもいかず、俺は走って行き、893にどうしたんですか?と声をかけた。
893「なんだお前?コイツらの仲間か?」
俺「彼らはウチの会社のアルバイトなんですけど…。
ヤ「コイツ車蹴りやがった」
俺「えっ…
今日は酒も入ってるし、蹴ってはいないと思いますけど、ちょっと足とか当たって気付かなかったのかもしれないし、とにかくすみません。」と、頭を下げた。
Aに「足とか当たったりしてない?」と聞いてみたが、引きつった顔をブルブルと横に振るばかり。
意外にも893は「気を付けろバカ野郎」と言っただけで去って行った。
よかった~
○○さんすげぇ~
という声が上がり
○○さんが居なかったら…と、安心したのか泣き出す女の子までいた。
俺は「誰か本当は蹴ったんじゃね?」
と冗談で言ってみるとA君の後ろに隠れていたBが「すいません俺でーす」と申し訳無さそうに手をあげて、○○さんありがとうございます!と言って両手で俺の手を握ってきた。
俺は「次、Bの奢りだから、全員行こうぜー!」と言ってカラオケに向かった。
アルバイトのBに会計10万円近くを出させるのは、さすがに可哀想だったのでワリカンにした。
バイトだけに。
その勇気ある行動自体は賞賛に値するが1人処理色が拭えない
Bに10万出させてればいいよ直接893と関わるより安いぞ
自業自得だし
GJ
>>424
本人談の宿命だから分かってやれよ。
>>425
親睦の場でそう振る舞うのが良いと思うのなら、まだ社会人じゃないな。
すげーわかる
ショッピングセンターの駐車場で
前の車のバンパーに
ホン~トによーく見ないとわかんないけど
キズつけちゃったから
ワザワザ館内放送で持ち主呼んでもらったら
バンパー弁償させられた
俺の武勇伝。
ъ(゚Д゚)グッジョブ!!
引用元: ・胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(95)
きちんとまとめろや