3日かけて脳のスイッチがゆっくり落ちていって、
自分で着替えもできなくなってしまった。
これはもうもとに戻らんだろうなとわかったときに頭をよぎったのが、
嫁と二人でデパートでエスカレータに乗ってるありきたりの風景だった。
嫁は一緒に歩くとき必ず手をつないでくる。
でもエスカレータに乗るときは一人ずつ乗るから手を離す。
エスカレータから降りるとまた手をつないでくる。
そんときは「面倒くさいな」くらいに思ってたんだが、
もうそういうことができなくなるとわかって号泣した。
詳しく聞こうか
現在はどうなってる?
今は毎日薬を飲んでるので比較的安定していてる。家事もすごく丁寧にがんばっている。
脳も40%くらいまで回復した感じだ。
ここのスレ読んでたらすっごく癒されたんでスマンが吐き出させてくれ
ことの発端は5年前のある日、仕事から帰って自宅のドアをあけたら
嫁が真っ青な顔して「怖い、怖い、助けて」ってしがみついてきた。
顔がひきつってて尋常じゃなかった。「何が怖いの」と聞いても「わからない」って繰り返すのみ
拉致があかんので「まあ寝れば治るから、ゆっくり寝れ」といって寝かしつけた。
おれも疲れてたからすぐに寝てしまった。翌日起きても嫁は怖がってひきつっていたままだった。
そこでなんかあったのかもなと思い、聞いてみたが「わからない」を繰り返すのみ。
俺は「しっかりしろ、現実に何も怖いことないんだから、
まず体を動かして現実をとりもどせ」というと
「そうだよね、これはまぼろしだよね」とかいいながら嫁は
一生懸命にキッチンを片付けたり、あちこち掃除したりとがんばった。
気分をまぎらわそうと六本木ヒルズの映画館に連れていったりした。
でも回復しなかった。むしろ悪化していった。
帰りのクルマの中で、嫁は壊れたテープレコーダのように同じ言葉を繰り返すようになった。
「怖い、助けて」という言葉と「○○さん(俺の名前)、大丈夫?」を交互に間をおいて繰り返す。
なんかしらんが俺のことすっごい心配してるのがわかった。
自分が恐怖で半分意識失いかけてるのに、俺が涙目になってるんでそのことを心配してるの。
「俺は大丈夫だから」って言うのが精一杯だった。
未だにはっきりしたことはわかりません。
脳の検査もしてもらったけど異常なし。
精神科医には統合失調症の可能性が高いといわれ、
霊能力者にはいろんなものがはいりこんで
自我が消えかかってるといわれた。
俺自身はオカルトはあまり信じてません。
このスレにあるような嫁との日常生活の楽しい記憶が
なくなりつつあったんで書いてしまった。
またROMってる。
せっかくだから楽しい思い出だけでも書いてってくれよ。
悲しみと辛さに同情する。
どうか、いつか近い日に嫁さんが元通りに戻れる日を祈ってます。
引用元: ・☆嫁をいとおしく思う瞬間Part3☆
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