配りだすのが早朝というか、2時とか3時とか夜明け前のレベルで
真冬ということもあり、まぁ寒いのも加えてものすごく怖かったそうだ。
その担当地区に駐車場とボロいアパートのある一角。そのアパートの奥に
さらにボロい家があるそうだ。バラック小屋といっても差し支えないような家で、見かけは完全に廃墟。
しかしそこに配達をしなければいけない。弟曰く、人の住めるレベルじゃない。人の気配が全くしない。
だが、郵便受けに入れた新聞は毎朝ちゃんとなくなってる。人が住んでいる証拠だ…とのこと。
この地域は割かし近所だったので、散歩がてら見に行ってみた。
確かにアパートはボロい。いかにも昭和半ばに立ったという雰囲気で
真っ先に、神田川に出てきた下宿ってこんな感じなんだろうなって思った。
そしてその隣にひっそり立っている、その家はあった。隣のアパートの比ではないくらいボロい。
木造なんだろうが、何か錆び錆びのトタンとか貼ってあるし
屋根は傾いてんじゃねーか!?と思えるくらい。前にはカラカラになった鉢植え、錆びた自転車が転がってる。
ためしに近づいてみた。
入り口…ガラスの引き戸なんだが、ガラスが割れて大きな穴があいてる。これじゃ隙間風も凄いだろうに。
でも傾いてる屋根にはアンテナがあり、そこに電線は繋がってるし、窓には洗剤が透けて移ってた。人は住んでる…んだろう。
そして古ぼけた赤い郵便受け。ここに弟は毎日新聞を入れてるらしい。夜だとさぞかし怖いだろうw
しかし何となく近づいてはいけないような気がして、その場を去った。
そして数日後、その一角の前を通った。そしたら、例の家の前で女性が携帯でしゃべってた、次の瞬間。
その女性、何とあの家の中に入ってった。しばらく呆然としてしまった。
あの家の住人はやはりいた、そして携帯使ってた。いやそれより何より
その女性はものすごーーく普通の女性だったこと。顔はよく見えなかったけど、年齢は30歳前後くらい
髪の毛も少しブラウンで染めてるセミロング、服装も普通のカジュアルな部屋着って感じだったんだ。
あの家は一体なんなんだろう。
ちなみにB地域だとかではない。普通の住宅地で、某プロ野球選手の邸宅があるくらい。
繁華街を少し過ぎたコンビニの隣に、半壊を通り越して3分の2は壊れてるのに、人が住んでる家があるよ
家の中で、ビニールシートをかぶって生活してるそうです
うち、それに近い。
家の一部分が雨漏り酷くてそこだけブルーシートで覆ってる。
もちろん、外見もかなり来てる。
これはすべて父親のせこケチのため。
この父親に介護が必要になるのも時間の問題なので、
なんとかしてほしいんだけど、当の本人がそれを自覚してないのが痛すぎる。
通りすがりの人に「ここ人住んでたんだ!」って言われた私が通り過ぎますよ…
俺も言われたことあるなあ。
表の道路から丸見えな位置にエアコンの室外機だってあるのに。
家そのものは雨露しのげればいいって考えかたはあるよね。
収入が少ないとか、貯金したいとか、理由は人それぞれだろうけど。
イギリス人だかの一家が住んでるんだけど、バラックみたいな外観と洋風な内装のギャップで
異次元に入り込んだかと思うぐらい
あ、なんかそれ憧れる
つか泥棒の目くらましにはよさそう
自分の住居に対する感覚、価値観が他の人と違う事に気付いたそうな
"こういうもんだ"と刷り込まれてる感じらしい
普通の人で例えると、セレブが住んでいる豪邸が大理石の床だったり何千万の壷が飾ってあるのを
「無駄だなぁあんなもんなくても生活できるよなぁ」という風に見る感じで一般住宅を見ていたんだってさ
ドアの向こうのエレベーターで降りると地下に超近代的な
空間が広がっているに違いない。
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袋小路の土地だと売れないから処分しろともいわれないで済んだまま受け取れる。