俺はその当時就職に失敗して時間的余裕があったので4月後半という穴場的な時期を狙った。
ただでさえ安い時期なのに、更に安くなるし交通費出るしってんで都心から2時間半もかかる田舎の教習所に行った。
選択した部屋は割高な個室ではなくて、6人の相部屋。
割り当てられた部屋に入ると誰もいなかった。がベッドは指定なので、そこに荷物を置いた。
おもむろにベッドに横になる。……と、天井に下品本の切り抜きが貼り付けられてた。これでまず1衝撃。
なんだこれ!?と思いながらビックリして飛び起きると、ぞろぞろと学科が終わった住人達4人が入ってきた。
普通な感じに挨拶したんだけど、その後の彼らの話がぶっ飛んでた。
なんでも4人とも少年院上がりでその自慢話だった。
奴らは超が付くほどのDQN達だった。天井の下品本もこいつらのせいだった。2衝撃。
DQN嫌いな俺はビクビクしながら適切な距離を保とうと必死だった。
とんでもないところに来てしまったと思いながらもその日の学科と実技をこなしたが、
田舎すぎるせいか講師の言葉がなまってて何言ってるのか全然分からない。3衝撃。
部屋に戻ると5人目の住人が戻ってた。すごく気さくな40歳くらいのおっさんだった。
大型を取るために来てるとかで、この部屋唯一の良心だと思った。
そのおっさんが一緒に風呂に行こうというので行くことに。
ところが脱衣所でおっさんの背中を見たら立派な紋々が……ここで4衝撃。
やばい本物だ……と更にビクビクしながら部屋に戻ることに。
田舎過ぎて周りにはちいさなジャスコがあるだけ。DQNはこのあたりで昼も夜もたむろしてるので、
部屋に引きこもってハードカバー本を2冊読みきって、更にひたすら勉強してた結果仮免が100点になった。5衝撃。
まもなくおっさんは卒業し、新しい住人がやってくることに。
だが、そいつも少年院上がりという最悪の状態に。
5人のDQNと俺ひとり。最高に怖い。
聞こえてくる会話は合宿で来てるあの娘を食ったとか、俺も混ざりたいとかそんなのばっかり。
すると何故かいきなり逆立ち大会を始めるDQN達。
誰が一番長く倒立ができるかを競い始めた。
そしれ「お前もやれ」とご指名を頂いてしまった。
実は小中と体操部だった俺はぴたっと静止したままいつまででも倒立ができる。
それを見せたらDQNども大騒ぎ。やり方を教えろと言い始め「お前すげぇな!」とフレンドリーに。
おだてられてバク転とかしてたらヒーロー扱い。おかげでこの後の生活が平和になった。6衝撃。
平和になった頃、後から合宿で来た女の子に食堂で声を掛けられて後にも先にも1回だけの人生初逆ナン。7衝撃。
でもタイプじゃなかったので付き合わなかったけども。
安くて早く免許は取れたけど、あの日々はなかなか忘れられない衝撃的なものだった。
まさに芸は身を助くってやつか
乙です。
本を読むように、あなたのレスを一気読みしてしまった
引用元: ・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 138度目
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