自業自得なんだけど、すごく怖かった墓場行きの思い出
もう20年ぐらい前の若くて可愛かったころだけど、高級めのデートクラブで働いてたことがある
表向きはデートだけだけど、オプションとして裏の料金設定があって行為する女の子もいた
ちなみにデートだけで90分4万5000円もらえた(男性の支払いは90分7万円)
値段設定が高めなぶん客層がよくて紳士的なおじさんばかりだった
一番多いのが一緒にご飯食べることで、他にはカラオケしたり、球場に野球見にいったり、映画見にいったり、一回出勤したら長時間拘束で10万前後稼ぐのが普通だった
在籍の女の子を数人まとめて呼んでパーティするようなリッチなお客さんもいたりした
私は行為なしって条件にしてたけど、一応って感じでほぼ全員が行為持ちかけてきた
でも拒否すればそれ以上の無理は言わない紳士的なお客さんばかりだった
何人か指名でリピートしてくれるお客さんもできて、大学生活の傍ら休日にお仕事して一人暮らしの生活費とか余裕で稼いでた(このとき稼いだお金のおかげで奨学金も一括返済できた)
指名客の一人にかっこいい30代半ばぐらいのお客さんがいて、他のお客さんと違って一緒にいるのが心から楽しくて、気付くと好きになってしまってた
ある日、向こうからは一回も誘われたことがなかったのに、私から誘って上乗せ料金なしで行為した
当時の自分には、彼の行為のうまさも衝撃的だった
次に呼ばれたときは最初からホテルで、外デートなしで、ホテルの部屋でずっと二人きりでルームサービス頼みつつほぼまっぱで過ごした
私はもう完全に好きになってたけど、こんなかっこいいお金持ちの男性とはつりあわないな、年齢も離れすぎてるし、後腐れないこの関係が向こうにとっても私にとってもちょうどいいんだろうなと思ってた
そしたらそのお客さん、デートクラブのオーナーで、しかも893と繋がってる人だったんだよね
ある日お店のマネージャーに、女の子何人かで慰労会するからって呼ばれて高級そうなお店に入っていったんだけど、そこのVIP席?みたいなところに女性は誰もいなくて、従業員の男の人とか知らない男の人とか男性ばかりが何人か座ってて、その中にそのお客さんもいた
びっくりして立ち尽くしてる私を促して座らせながら、そのお客さんに「実は俺、オーナーなんだよね」って爆弾発言された
で、お酒を目の前に置かれて「飲みなよ」って言われて、飲まなきゃいけない気がして一口飲んだら「君に聞きたいことがあるんだけど」って見たことないような厳しい顔で聞かれて「はい」って返事したら「他の客とも上乗せ料金なしでヤッてたりする?」と聞かれた
店のマネージャーとか従業員とかいる状況で聞かれて、行為したのがバレてるんだって思ったら恥ずかしくてパニックになりつつ「他のお客さんとはしてないです」と否定した
「上乗せ料金なしの行為禁止って知ってる?」と聞かれた
彼の表情には一切の笑顔がなくて怖かった
私は頷きながら、まずいことをしてしまったと思った
ああそうか、てことはつまり、お客さんのふりして働く女の子の素行調査してたってこと?!と思った
店のオーナーが893と繋がってるのは他の古株の女の子から聞いて知ってたし、ということはつまり私はそんなお店で規則違反をしたわけで、焦りまくった
「じゃあなんで俺としたの?」と言われて、これはもう正直に言って情に訴えるしかない、正直に言って助かるのか?、でも他に方法はないと思って「好きだからです」と言った
言った途端に泣けてきた
そしたら「嘘ついてるんじゃないの?」「○○さん(私を熱烈に指名してた客の一人)とはしてないの?」「××さんともしてないの?」「俺のこと好きなの?」「年上が好きなの?」「いつから俺のこと好き?」みたく立て続けにいろいろ聞かれて、それに答えてるうちに「あ、これは面白がって私をからかってるだけで怒ってるんじゃないぞ」と気付いた
それに気付いたら、てことはまさか私を専属の愛人にしようとしてるのか?と途中から思い始めた
案の定その通りで、働くのはもうやめなよ、そのぶんお金出すからって話をしはじめた
これはこれで、やばいと思った
働いてていうのもなんだけど、893と繋がってるデートクラブのオーナーといういかがわしすぎる男の愛人にはなりたくない!と思った
でも断って大丈夫なんだろうか?怖すぎる、と思った
何人もの大人の男に取り囲まれて、このなかに893もいるのかもと思いつつ、その真ん中にいる男性が愛人になれと迫ってる構図が怖すぎた
さっきまで好きだったけど、そんな気持ちはびびりすぎて吹っ飛んでた
このときは本当に修羅場だった
で、結局愛人になることを承諾した
しばらく愛人生活をした
完全に恋心なんてなくなってたんだけどさ
デートクラブで働いてたこと、その後にオーナーの愛人してたこと、この経験は墓場まで持っていくしかない
余談だけど愛人生活は半年ほどで終わった
デートクラブのオーナーで20歳近く年上のいかがわしいおっさんの愛人してるとか親に説明できない、大学卒業してもまともな就職も結婚もできないで異常な暮らしをずっと続けなきゃいけないのか、とかいろいろ悩んだのに、悩む必要なんかなかったんだよね
三ヶ月ぐらいで彼に飽きられはじめ、さらに他に女できたみたいで、手切れ金渡されて半年であっさり捨てられた
奨学金も返せてよかった
過去形だよ
息子ばっか三人産んで、すっかり小太りのおばちゃんだよ
>>84
手下ではないけどしり持ちしてる組に所属してる893が何人かいたよ
そのときは知らなくて、後から893って知ったんだけど
みんな私のことずっと凝視してて怖かった
会話のとこ実際はみんな関西弁で、約20年前の大阪での話なんだ
当時まだ893が元気だったからね
運よかったと思う
ストーカー殺人のニュースとか読んで、あの人が粘着気質じゃなくてよかったって改めてぞっとするときある
打ち上げ花火みたいな人で本当によかった
※管理人オススメのキチな記事はこちら↓↓※(定期的に更新致します)
- 食べ放題の店で。店員『お会計は大人料金3人分です』私「えっ、この子(0歳)もですか?さすがにこの子は…」 → すると店員が…
- DQN『どけよ。てめぇマジコロすよ?ああ?』『先輩今どこっすか?まじコイツ拉致って下さいよ』俺「えっ」 → 先輩『あ、お久しぶりっす!』DQN『えっ?』 → 実は…
- ガソリンスタンドで。スポーツカーの兄ちゃん『ハイオク。200ね』店員「えっ、満タンでよろしいですか?」兄ちゃん『200だよ!200リットル!』店員「えっ」
- 高速でクラウンが煽ってきた!幅寄せや急ブレーキに、私『ムカつくな~』 → 煽りに飽きたのか、すごい速度で走り去り、しばらくすると…
- ウワキがバレたw → 会社『もう来なくていい。退職届書いて』私「えっ」旦那『離婚届も』私「全て白状します」 → すると旦那が・・・