この頃には結構体力がもどってきて働いた後に遊ぶくらいの余裕も出てきた。
あまり大きい声では言えないが、チャリで4ケツしたのも良い思い出だ。
カトウはサドルに、娘と弟は荷台に、俺はサドルとハンドルの間に、ちょっと納得いかないが楽しかったのは事実だ。
カトウ「マジこけるかと思ったわwww」
俺「いやいや、マジ死ぬかと思ったわwww」
娘と弟はずっと笑ってた、夕陽がキレイですなー
全巻揃っていたので迷わずページを開く。
湘北対陵南の練習試合を読んでいると、後ろから声をかけられた。
娘「まだ起きてたんだ」
俺「つい懐かしくてね、俺中学までバスケ部だったんだ」
娘「そうなんだ、ちょっと外行かない?」
俺「いいけど真っ暗だよ?」
娘「いいからいいから」
娘に促されるまま外にでてちょっと歩く。
街頭も無く真っ暗だ。娘は懐中電灯を持っていたが、それを消した。
言葉が出なかった。ビルに囲まれた世界で産まれた俺はこんな景色が日本にあるなんて知らなかった。
俺「すげー…」
アホみたいだが言葉がみつからないときはこんなもんだ。
俺「星ってこんなにあったんだなぁ…」
感動のせいか一筋涙が流れた。まあ暗いから大丈夫だろう。
しかし現実は甘くない、娘が俺を照らしやがった。
娘「あ!泣いてる!www」
俺「泣いてねーしwwwあくび出ただけだしwww」
娘「その気持ちわかるよ」
娘が急にトーンを落とした口調で喋り始めた。
俺「そうなんだ、景色すごいもんね」
娘「うん、この星達みてると自分の悩みの小ささを実感できるっていうか、まあ現実逃避に近いかもね」
俺「今もそうなの?」
娘「私、カトウくんが好きなんだ」
俺はちょっとショックだったがすぐに納得できた。
娘「あははwありがとうw」
娘「でもカトウくんはいつもすぐ居なくなっちゃうんだ」
俺「また来るよ」
娘「うん、でもやっぱり苦しいんだよ、今年は俺くんが来てくれて良かった、なんて言えばいいかわからないけど、安心できたよ」
娘「そういうのは奇跡っていうんじゃない?うわ、恥ずかし!w」
俺「恥ずかし!w」
娘「やめろーww」
娘「カトウくん一人のときは嬉しいんだけど苦しいんだ、でも今年は純粋に楽しかった、また来てね?」
俺「また来るよ、ニートだからw」
娘「仕事みつけなさいww」
俺「そんなに簡単に見つかったら苦労しねーよ…」
わかるだろ?
俺「そうなるね」
娘「長いなー…」
俺はなんて声をかければいいかわからなかったが、星達を見てて気づいたことをそのまま口に出した。
俺「まあ星達に比べたら何ヶ月かなんて一瞬だよ、瞬きしてまぶた閉じる途中くらいだよ」
俺は真面目に言ったのに彼女には可笑しかったみたいで笑い出した。
娘「あはははwww恥ずかしーwww」
俺「うるせーわーwwww」
娘「あははwwごめんwwあははw」
俺「人がせっかく慰めてやろうと思ったのにwww」
娘「ごめんってw笑ったらスッキリした、ありがと!」
俺「おう!wなんか納得いかないけどww」
娘「まーまーw帰ろっかー」
俺「そうすっかー」
ここに来て初めての夜更かしだ。
娘「おやすみー、寝坊するなよーw」
俺「娘もなwおやすみー」
次の日はちょっと眠かったがまあなんとか起きれた。
カトウはまだ寝てる。なかなか起きれないのが玉にキズだな、なんて考えてると目覚ましが鳴り、カトウも起きた。
俺「おはよー」
カトウ「おはよー」
カトウ「昨日は寝るの遅かったな」
俺はちょっとドキッとしたが隠すことでも無いと思い話した。もちろん娘がカトウを好きなことは話してない。
カトウ「そっかー、ここの夜空は見ないと損だもんな」
俺「だなー、本当すごかったわ」
そんなことを話して散歩終了。
俺「今日はいつになく豪勢ですなぁ」
カトウは既に手を洗いに行っている。どうでもいいがカトウは食事前には必ず手を洗うやつだ
カトウ・俺「いただいまーす」
娘「召し上がれ!」
俺は娘の声を聞くと飯が1.5倍うまくなる気がする、ヤバいヤバい。
収穫したものを箱詰めしたり運んだりというのではなく、ここでの生活が当たり前になりかけていた。
ここに来て初日の新鮮さも夜に見た星空も当たり前になりかけていた。
俺は不安で仕方が無かった。今日だけは夜が待ち遠しい。星空を見たい。そう思いながら過ごした。
みんなが寝静まった夜10時、俺は静かに布団を出て外に向かった。
懐中電灯はどこにあるかわからなかったが、今日は月が明るく、懐中電灯はいらないようだ。
ちなみに月で影ができるのもこの時初めて知った。
歩いて前に夜空を眺めた場所に向かう。どうやら先客がいるようだ。
娘「おっす!」
俺「泣いてるのバレバレだよ」
娘「だよねぇ…」
俺「俺もここで眺めていい?」
娘「うん、いいよ…」
俺「やっぱすごいよな、すごい」
娘「なに言ってるの?当たり前じゃん」
俺はこの言葉にドキッとして、そして娘に聞いてみた。
娘「どういうこと?」
俺「初めてここに来た時、すげー、こんなところがあるのか、家にエアコン無いのか、扇風機すら無いのか、と思ったのに、もうそれが日常になりかけてて不安なんだ」
娘「なにが不安なの?」
俺「俺はここに来て生きてて良かったって思えたんだ、娘も奇跡だって言ってただろ?でもそれが当たり前になったら、なんかヤバいじゃん」
俺「そうなんだ、どうすればいいんだろうね?」
娘「どうしようねw」
俺「笑い事じゃないよーw」
娘「不安になったらまたここに来なよ、ここの自然は俺くんが生きてるうちは無くならないよ」
娘「ほんと!?」
俺「あ、聞いてなかったのか、言わない方が良かったのかな?」
娘「そうなんだ、楽しみだなーw」
俺「切り替え早いなwww」
娘「俺くんもねw」
俺「俺は娘が笑ってると安心できるんだよ」
言った後に気づいたがこれってマズいかな?と思ったが相手は天然、問題ない
俺「ぼったくりマックかよwでもなんか安心した、俺が東京に帰ってもこの星達は存在しててただ見えないだけなんだな」
娘「なんか恥ずかしーねw」
俺「もう恥ずかしくてもなんでもいいよw」
娘「私も俺くんに会えて良かったよ」
俺はもうこの言葉で十分だった。けど恥ずかし過ぎて
俺「恥ずかしーw」
言っちゃったよ、はあ
俺「羨ましいなぁ、俺は人に恵まれたのはカトウくらいだよ」
娘「カトウくんが良い人連れて来るから私は人に恵まれるんだよw」
もうカトウには敵わないな、俺は素直にカトウと知り合いになれたことを誇りに思う。
俺「もう何に悩んでたのかわからなくなったわw」
娘「私もw」
俺「そんじゃ帰りますかー」
娘「そうしますかー」
俺「俺たちちょっと贅沢だったのかもな、それでそれが無くなりそうになって焦ってたんだ。」
娘「あー、そうかも」
俺「もともと持ってなかったものを誰かがくれて最初は喜んでたのに、それがいつのまにかそれがあって当たり前になってて、でもそれを取り返されそうになるとやっぱり無くしたくないって思うんだ。」
俺「俺カトウや娘一家に会えただけで人生満足だよw」
娘「それはちょっと欲張らな過ぎじゃない?w」
俺「これくらいで満足して喜んでるのがちょうどいいよ、もしまた良い人に会えたら超うれしいじゃん?w」
娘「たしかにw良いこと言うじゃんw」
娘「ありがとう、カトウくんにもお礼言っときなよw」
俺「おう!」
娘「じゃー寝ますか!」
俺「そーしますか!」
娘「おやすみ!」
俺「おやすみ!」
やっぱりここは良いところだ、失いたくない。
これも贅沢なのか?とか考えたが先ばかり考えて今ある幸せに気づかないのもアホらしいと思ったところで、恥ずかしくなってきて寝た。
この頃には箱を1回で2箱運ぶのは当然、たまに3箱に挑戦してヒィヒィ言っていることすら珍しい光景では無くなっていた。
カトウも俺に触発されてか(俺の自惚れか)いつも以上に気合が入っているようだ。
俺とカトウは夕飯の買い出しに出かけた。軽トラを借りて出かける。
実は俺は軽トラを運転するのが夢でもあった。しかしMT。不安だ。
カトウ「大丈夫か?汗すごいぞ」
俺「大丈夫、大丈夫…」
キーを回してエンジンをかける。クラッチを切り1速に入れる。アクセルを開け、徐々にクラッチを繋ぐ…動いた!
窓を開けているだけで爽やかな風が吹き込んで来る。この土地は良い最高だ。やっぱ言うならこのタイミングかな
カトウ「ん?」
俺「ここに連れてきてくれてありがとな」
カトウ「…」
返事が無い、ちらっとカトウの方を見ると涙を流してた。
俺「どうしたんだよ…!?」
俺は結構焦ったが、しばらくして落ち着いたカトウが話してくれた。
俺高校の時鑑別所行ったりしてたんだ。
だけどふとこれじゃダメだって思って、その時通ってた高校辞めたんだ。
それでまた一から高校入り直そうと思って見つけた高校で娘や他の友達と出会ったんだ。
今までの学校のイメージとだいぶ違う学校でさ、マジで楽しかった。
そこで俺は助けられた。そんで俺は自分の中で、1回助けられたら3回誰かを助けるっていうルールを決めたんだ。
でもある日2ch見てたらさ、「暇、助けろ」ってスレ見つけてもうこれだー!って思ってさ、でもお前から連絡来なかったらどうしよう、もし来てもどうやって助ければいいんだろう、
でもすぐにお前から連絡きてさ、もうあそこしかないって思ってここに連れてきてさ、
お前がここに来て良かったって言ってくれて本当嬉しかったんだよ、お前が俺が助けられた人1号だよw」
俺が立てたクソスレにこんなに真剣に向き合ってくれたヤツが居たことが。
そして、そいつと今、そいつの大好きな土地に居れることが。
俺もついうれしくて涙をちょっとだけ流してしまった。
そしたらその途端カトウが
俺「うるせーwwwわりーかwww」
カトウ「悪い、この話嘘なんだwww」
俺「は?どっからどこまで?」
カトウ「お前が20歳のニートってとこから全部だよwwww」
終わり
おつ
リアルなら良い話だったなー
おもろかった
どうせならもう少し引っ張ってほしかったな
一応続きを用意したのですが、いらなければイラネなどのレスをください。
もし読みたいという方がいるようでしたら申し訳ありませんが投下させてもらいます。
レスが無いようなら、身勝手ながら投下させてもらいます。
俺「うるせーwwwわりーかwww」
カトウ「でも今気づいたんだけどさ、お前に助けられたって言ってもらえてなんか俺も助けられたんだよね」
俺「というと?」
カトウ「1回助けたら助ける回数が2回増えるってことwww」
俺「それはいいなwwww」
カトウ「だろ?www最高だwww」
俺「着いたー、思ったより立派なスーパーだな」
カトウ「肉屋はあっちに良いところがあるよ」
野菜などはスーパーで買い、肉は精肉店っていうのかな?そこで買った。
肉なんてパック詰めされた物しか買ったことがない。量を指定して買うというのは新鮮だ。
最後にカトウと俺で割り勘して花火セットを買った。これは頼まれていないがサプライズだ。
カトウ「よし、帰って準備だな!」
俺「おう!」
さすがにカトウは何度もやってるみたいで手慣れたものだ。
4時頃になって娘と弟が帰ってきた。
プールにでも行ってきたのだろうか、髪が濡れている。と思ったら肩からクーラーボックスを下げている。
娘「川だよー」
俺「魚釣ったの?」
娘「釣ったよ!みてみて!」
俺はクーラーボックスを覗いて驚いた、デカい魚が10匹くらい入ってる。20〜30センチはありそうだ。
俺「すげー、これなんて魚?」
娘「これはイワナっていう魚だよ」
俺「へー、うまいの?」
娘「超うまいよwww」
俺「マジか、楽しみwww」
カトウは火を起こしている。俺は娘と弟とイワナの下ごしらえをすることになった。
俺「了解」
弟が新聞紙に塩をぶちまけてる
俺「え、そんなに使うの?w」
弟「そうだよww」
弟は魚に塩を付け始める。もう付けるっていうかすり込む感じだ。
味濃過ぎじゃね?と思ったがここは従っておこう。塩をつけた後は魚に串を刺す。
串は目から刺すらしい、口から刺すイメージだったので意外だった。
カトウ「串を刺す時はな、スノボのキャンバーをイメージすればいいんだよ」
俺「ふーん?」
よくわからないがキャンバーというのはWのような形らしい、なるほどわからん。
とりあえずイワナをくねくねさせながら串に刺していく。
そして下ごしらえ終了。1匹だけ違う魚が居ることに気づいた。
カトウ「よく気づいたな、それはニジマスっていう魚だよ」
俺「そうなのか、ニジマスの方がうまいのか?」
カトウ「俺はイワナの方が好きかな、食べ比べてみたら?」
俺「お言葉に甘えるわww」
俺「え、野菜は焼かないんですか?」
吾郎さん「せっかく腹減ってるのに肉食わなきゃもったいないだろww」
俺「な、なるほど!」
吾郎さんが言うならそうなのだ。
俺「漫画みたいだ!」
カトウ「いいだろwww」
俺「すげーいいわwww」
カトウ「そういえば持ち物にカメラって書いておいたけど忘れた?」
俺「いや、持って来てあるけど使ってないよ」
俺「初日に一枚だけ撮ってみたんだけどさ、全然違うんだよ、迫力っていうのかな?」
カトウ「あー、わかるわそれ、俺も最初は写真撮ってたけどいつの間にか撮らなくなったわ、やるなww」
俺「だろwwwやっぱ写真は被写体には敵わないんだよwww」
カトウ「カメラマンが居たら殴られそうだなwww」
そう言って俺たちは笑った。
そういえばここに着てから笑ったり泣いたり、感情が素直に出てくる。
自然の中に居ると俺も自然体になれるのだろうか。
ちょっと恥ずかしくなってきたところで
カトウ「よっしゃ!食うぜー!」
社長「食うぜー!」
夏実さんのキャラが未だに定まらない。流石だ。
肉はもう肉!って感じ、タレ無しでもうまい。
そしてイワナとニジマス。簡単に言えば超うまかった。
イワナの方がもうちょっとうまかった。言葉が見つからないので気になる人は是非食べて見ることをお勧めする。
そしてこの家で採れたトウモロコシ。炭火焼きで食べてみたがこれはちょっとうますぎた。
そして辺りも暗くなってきた頃、俺たちは食材を完食した。
そしてカトウはニヤニヤしながら軽トラに向かった。花火を取りに行ったのだろう。
娘と弟も家に入っていった。と思ったら出てきた。
娘「え?毎年うちで用意してるのに」
カトウ「あれ、そうだっけ!?」
どうでもいいがカトウはたまに記憶を失うやつだ。
娘「まあいっぱい遊べるからいいじゃんwww」
カトウ「それもそうだなwww」
煙がすごい、もはや煙幕だ。カトウの姿は見えなくなった。
吾郎さんは座ってニコニコしている。社長はビールを飲んでいる。
そして最後の締めにみんなで線香花火をやった。
吾郎さん「よーし、終わり!」
カトウ「終わりかー!」
名残惜しいがこれでここでの生活も終わりか…
そう言って弟が取り出したのはヘビ花火。とりあえず火を着けてみんなで眺める。うにょー
カトウ「なんか締まらねーwww」
でもみんな笑ってる、やっぱ笑ってるのはいい、笑ってるだけで幸せになれる気がする。
違うな、笑えるってことは幸せなことなんだな。この辺まで考えたが俺は恥ずかしくなったので考えるのをやめた。
俺「カトウ、明日何時に帰る?」
カトウ「そうだなぁ、午前に出荷手伝って帰るか」
俺「じゃあ午後には出発かぁ」
カトウ「帰りたくないだろ?」
俺「帰りたくないわ、でも帰る」
カトウ「お、ちょっと男らしいぞwww」
俺「俺には俺の居場所があるからなwww」
カトウ「ヒューヒューwww」
ちなみにこれは口で言っている。
カトウ「おう、また連れて来るぜ」
俺「冬までにちゃんと生きるww」
カトウ「ちょっと女々しいぞwwwがんばれwww」
いつもの時間に起き、
いつものように散歩に行き、
いつものように朝食を食べ、
いつものように収穫する。
東京での俺は明日が来ることが当たり前だと思っていた。
でも、もうここで当たり前に明日を迎えることはできない。だから俺は今ちょっと嫌な感じだ。
いや、俺は気づきかけていたじゃないか、いつもあるものが当たり前じゃないということに。
俺は東京に帰ってもこのことを忘れない、まあたまに忘れるだろう。でも思い出せる自信がある。今日一日とりあえず頑張ってみよう。
中を確認すると1万円札が何枚か入っているようだ。
俺「なんですか?これ」
吾郎さん「バイト代だよ、あれ、カトウくんから聞いてない?」
俺「聞いてないですよ?」
カトウ「言ってないですwww」
俺「なんで言わなかったんだ?」
カトウ「お金とか余計なこと考えないでここに連れてきたかったからな、あとお前をちょっと試したのもあるwww」
俺「ひでぇwww」
俺「そうかもな、恥ずかしーw」
カトウ「うるせーw人がせっかく褒めてやったのにw」
俺「はいはいw吾郎さん、お金置いて行きます。また取りにきていいですか?」
吾郎さん「待ってるよ、今度は冬に来るんだろ?w」
カトウ「知ってたんですかwww」
吾郎さん「娘がうれしそうに話してたからねw」
俺「じゃあまた来ます!」
吾郎さん「おう!」
みんないい笑顔だ。
カトウ「それじゃ帰ります、お世話になりました!」
俺「ありがとうございました、また来ます!」
娘「またね!待ってるよ!」
明日はどんな一日なるのだろう。明日がどんな日になるのかは自分次第だということを俺は学んだ。
今はカトウに頼りっぱなしだ。次は自分の力でまたここに戻ってこよう。
そんなことを考えながら昼の道を走る。
面白かった>>1乙
>>1乙です。
おもろかった
乙!誰かを助けられるような人になる!!
冬の話も待ってるからな。
引用元: ・2週間くらい外出しない?って言われた話
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