キモチワルイとか気取ってんじゃねーよ!とか。理不尽だけど消防とはそんなモンだ。
で、どんどん無口で暗くなる私。
新しい学期になって学級委員長を決める時期になった。
そもそも学級委員長というのは、そのクラスの一番勉強できる子とか
リーダーシップのある子とかが、本人もまんざらでもない気持ちでなるのがデフォだ。
ところがその悪ガキグループの画策(私に投票する様にクラス全員に根回し)で、
私が学級委員長になってしまった。いじめられた事も初めてだったけど、前の学校では
万年図書委員か保健委員だった私にすれば恐怖以外の何物でもナイ出来事。人生最初の大試練ですよ。
余談だけど、私のせいで副委員長になってしまったクラス1の秀才クン・万年学級委員長の彼にとっては
もしかして人生最初の挫折だったかもしれんなぁと、今になって思う。
で当日、学級会が始まる。議事進行をする私の第一声を皆、固唾を飲んで見てる感じ。針のムシロみたいな。
私「が、学級会始めますぅ(蚊の鳴く様な声)」
悪ガキグループ「聞こえませ〜ン!聞こえませ〜ン!(゚∀゚)ニヤニヤ」の大合唱。
その瞬間、私の中でブチッ!と何かが切れた。開き直りだったんだと思う。
やたらハキハキ
「学級会始めます。今日の議題はウサギ小屋について(仮称)。問題点は○○です。
何か意見はありますか?××君どうぞ(悪ガキリーダー名指し)」
驚愕!とも言える表情で「あの、えーと・・・」としどろもどろになる××君。
そもそも××君は、ガキ大将ではあったが、授業中に手を挙げて意見を言うタイプではないのだな。
「意見はないのですか?だったら静かにして下さい。真面目に考えて下さい。
また後で聞きますから。ハイ次!」
議事はそこそこ活発な意見が出つつ健全に進行。その合間合間にイジワルく
私「で、××君。そろそろ意見はまとまりましたか?どうぞ。」
××君「えーと・・・(滝汗」
私「真面目に考えて下さい。またあとで聞きますから。ハイ次!」のエンドレス。
今思うと、幼いなりにサディスティックな気分で興奮状態だったかもしれない。
学級会が終わった瞬間、膝ガクガクで逃げる様に家に帰った。
してやったりなんて爽快な気分は全然なかった。
でも、ピタリとイジメがなくなったというのは事実。これは重要。
私はその件で人が変わった様に万年学級委員長になりました!なんて事もなく、
ごく普通の図書委員的消防に戻って平和で楽しい消防時代を過ごした。
悪ガキは悪ガキのままだった様な気がする。記憶は定かじゃないけど、悪ガキリーダーの地位を失墜させられた
なんて事はなかった様な。消防だしね。
自分に危害を加えなくなった時点で、ある意味急激に興味がなくなったから覚えてないや。
武勇伝と言うにはあまりにショボくてささやかな抵抗の話でした。
元来気が弱いし、事なかれ主義だからなぁ。これ位しか思いつかないんだけど。
このスレタイ見た瞬間にふと思い出した話です。自分の中の武勇伝。
おつかれ。
国会議員がみんなお前みたいだったら、日本は安泰だろうな・・・・。野党にあれこれ言われる事も無いだろうに。
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