
不思議に思いつつ座席に目をやると不自然な空間。
座ろうとしたところで気づいた。
ギョーザ食ってる。座席と床に箸袋やビニール袋も散らばってる。
仕方ないので少し離れた席に何とか座る。
ギョーザ食べてるのは普通の、
どちらかと言えばまじめそうな痩せた若いにーちゃん。周りを気遣う様子はない。
乗り込んできた人は皆一様に怪訝な様子をしてから彼に気づき、あきらめたように離れて座る。
仕方ないよな、もし刺されたらかなわんしな。仕事で疲れてるし。みんなそんな感じだ。
しばらくしてOL風の女が乗り込んできた。
一瞬立ち止まってから彼の隣に荷物を置いた。
すると床に落ちた箸袋を拾い上げ、彼に「これ、君の?」と聞いた。
唖然とする若い男と俺(達)。
「悪いけど電車でギョーザ食べるのやめてくれないかな。
ホームに椅子があるからそこで食べなよ。」
静まり返る車内。赤くなりうつむく彼。見つめる女。と、駅についた。
彼はビニール袋を持って降りていった。
彼女は何もなかったように席に座り、文庫本を読み始めた。
ちょっと小柄で櫻井淳子に似た綺麗な人だった。
声をかけたかったけどかっこよすぎて出来なかった。
しばらくして彼女は渋谷で降りていった。
後にその女を落としたのが武勇伝なんでしょ?
早く話しておくれ
かっこいい姉ちゃんだ!!ホレタ(・∀・)!
だと良かったんだけどな...。
俺のいくじなしヽ(`Д´)ノ
>>885
でもこういう状況だと自分もそれを見過ごしてたって
ある種負い目があるから声かけるのも厳しくない?
引用元: ・続々・胸がスーッとする武勇伝を聞かせてください!
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