怪我は大したことなかったのに、一晩たったら、別人になっていた。
目を覚ますなり私のことを、おねえちゃまと呼び、両親の記憶はなく、知らない人がいるーっ!
こわいよぉ!おねえちゃま、たすけてぇ!あーんあーん!というような感じ。
今まで、ごく普通の7歳児だったのに、仕草やしゃべり方が、まるで手塚治虫の漫画に出てくるような子供になっていた。
パパとママのおうちに帰りたいよぅ。
だめ!ボクんだい!!みたいな。
脳の検査などは異常なし。
もう、何かに取り憑かれてるとしか思えなかった。
結局、ジコから9日目の朝に起きたら、元の弟に戻っていたんだけど、おかしくなっていた間の記憶は一切なかった。
夏休み中だったので、この9日間のことは、家族と病院の人しか知らないけれど、それからしばらくは、弟が目覚めて、朝の挨拶をするまで、またおかしくなってるんじゃないかとビクビクだったよ…。
実に興味深い
その間の「パパとママ」はどういう人物だったんだろう?
私と弟のあいだに次女と三女がいるんだけれど、2人のことは、姉とは認識できていなかった。
私のことだけ、おねえちゃま。
うちは、三姉妹のあとに末っ子長男として弟が生まれたから、強くたくましく男らしく育てと厳しくしすぎたせいで「本当はこんなふうになりたい」という願望が現れたんじゃないかと、父はずいぶん悩んでいた。
そのあとは、二度と手塚マンガ風にはならなかったし、今では、すっかりおっさん化してるので、特にそういったわけでもないと思う。
ご家族としては元に戻らなかったらと不安で仕方なかっただろうな
引用元: ・今までにあった最大の修羅場 £112
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