近所のクレママがウチのバギーを狙って連日押し掛けて来ていた。
私はきっぱり断るのだが
「何でよ!ケチ!ちょうだいよ!」
とテンプレ通りに喚く始末…。
先週の土曜日、久しぶりにトメさんがやってきた。
トメさんは現役ナースで婦長さん。且つ上品。
公私共に厳しい方で嫌いでないが、どうも苦手だった。
娘(1歳)に対してもあからさまに甘やかすなどはない。
距離を持って接してくれる。(アメとムチが上手な感じ。)
トメさんを招き入れて数十分後…クレママ登場。
私 「帰ってください。何度も言いましたが差し上げられません。」
クレ「こっちだって何度も頼んでるでしょ!?」
私 「何度来られても同じです。」
クレ「いい加減にしてよ!意地張るの止めてくれる~?」
私 「失礼しますね。来客があるのでー」
ここで私が言い終わらない内にトメさん登場。
トメ「嫁子さん?どうかなさったの?」
私 「お義母さん…スイマセン、お待たせして。」
トメ「お友達?上がって頂く?」
私 「いえー」
クレ「そうなんですぅ~。コンニチワwおじゃまー」(玄関まで入った)
私 「違います!この人がお義姉さんが下さったバギーをクレって。
何度も断ってるんですが…お分かり頂けなくて困ってるんです。」
トメ「人が嫌がる事はするな。子供でも分かる事。
いいお年でしょ?なぜそれが分からないのかしら?
過度な要求はみっともないの。恥を知りなさい!」
クレ「ちょっと!ー」
トメ「口を挟まないで人の話は最後まで聞きなさい!
そんなことすら分からないの?(でっかいため息)
教えて差し上げるから良くお聞きなさい。
義務と権利は背中合わせなの。
人に要求をするのなら、自分がそれに見合ったことを行ってからになさい。
ワガママが通るのは身内まで。それも限度があるの。
分かったかしら?お返事なさいな!」
クレ「…はい…。」
トメ「それから嫁子さんに謝りなさい。
無礼を詫びるのは人として当然の事ですよ。」
クレ「…スイマセンでした…」
トメ「さぁお引き取りください。あなたの後ろが出入り口よ。
二度とこの様なことが無い様に。頼みますよ。
私の大事な娘と孫の生活を脅かさないでね。2度目はありません。」
クレママは涙目で帰っていきましたw
その後は公園で会っても目を逸らす始末。スッキリw
思いがけずトメさんの本音も聞けて嬉しかったです。
クレママが帰った後は何事も無かったようにお茶をしました。
お礼を言うと
「病院にはもっと分からず屋の人が沢山いるわ。
あの程度なら問題ない。もう大丈夫でしょう。」
と返され、トメさんの度量の大きさに感動。
手前味噌ですが…イイお家にお嫁に来たと今更ながら思いました。
トメさんGJ!!!!!
素晴らしい!!
立派なトメさんだなあ
トメさんGJ!
病院は色々変な人も多いから対応慣れているんでしょうな。
頼もしいトメさんで羨ましい。