
当時の上司が渋くてモロタイプ。向こうもまんざらでもない感じ。
ある日、上司の車で出張した帰りにキスされて完全に「どうにでもして」モード。
忘れもしない、ホテル手前の交差点で赤信号。
あーん、人目につかないようにサラッと駐車場に入りたかった、などと思ってたらドッカーン!
わき見運転の四輪駆動車の思いっきり追突された。
キーン!と頭の中に大きな音がした感じがして、気がついたら救急車に載せられるところ。
病院に駆け込んできた旦那の心配そうな顔を見たとたん涙がでた。
もちろん、旦那はホテルに入るところだったなんて知るよしもない。
しばらく軽い後遺症が残って痺れとかでたけど、旦那が優しくしてくれて、後遺症の辛さよりも良心の呵責に苛まれる毎日だった。
それ以来20年ちょっと。旦那には操を立てているよ。
神様に助けられたね……
助けられたというより、叱られたのかも・・・
罪を犯してしまう前でよかったね。
変な話やっちまってたら全然違う話になっていたであろう。
背負う「申し訳なさ」も倍増するだろうし。
別に私無宗教だし、神様なんて信じないけど
必然と言うか、天誅と言うか罰が下るんだなというのは信じる。
中学の時クラスにすっごい嫌な男子がいて、ほらちょっと何というか
知的障害までではないけど何となく変わった感じの子とか、
あと心臓とか体が弱くて、男子なのに女子より体の小さい子とかいたりするでしょ?
そういう子に目をつけて徹底的にいじめる嫌な男子がいてさ。
先生や周囲にどんなに注意されてもやめなくて、来なくなっちゃった子とかもいて
みんな口には出さないけど地獄に堕ちろとは思っていたんだよ。
そして受験が始まって、みんなどんどん進学先が決まって行く中で
そいつは私立落ちて公立落ちて、定時制も通信制も二次募集も何もかも
ことごとく落ちて卒業式の日も進路が決まってなくてさ。本人も呆然。
そりゃあもう、みんなが「ざまぁ見ろ」と思ったよ。みんなの怨念だ。
それ以来私も人に後ろ指さされる事はすまいと思ってるよw
でもね、私が後ろめたかったのは、上司にキスを許しメロメロになってホテルに行く気になってたこと。
やったかどうかよりも気にしてた。
当時はまだ純情だったねw
その後、キスした上司とはどうなりました?
結局、そんなことがあって、私のほうが一気に醒めちゃってそれっきり。
向こうは、まだ少し未練があったみたいだけどね。
その後、1年ほど彼の下で働いたけど、今でいうパワハラとかハラは無かったよ。
もともと良い上司だったし、私も誠実なところが気に入ってたから。
そうだねw ごもっとも。
キスしとるやんけ