※その3※
※その4※ 2017/8/7 22:01 公開
※その5※ 2017/8/7 22:31 公開
※その6※ 2017/8/7 23:01 公開
※その7※ 2017/8/7 23:31 公開
※その8※ 2017/8/8 0:01 公開
つづきます。
嫁(女)がipadに保存してた画像はどれも素晴らしい作品だけどPCで修正、加工する技術が必要
おそらく嫁はそこら辺はまだわからないのだと思う。
俺「えっと、PCは持ってる?」
嫁「はい、ノートですけどあります。」
俺「撮ったデータはPCで編集、加工してますか?」
嫁「????」
やはり、そこでよく使われてるソフト名を数種類教えておいた
嫁は携帯にメモしてたけど、以外とマメな性格なんだと思った。携帯いじりながら嫁が思いついたように
嫁「あ!あの分からないことあったらメールで質問してもいいですか・・・その、メアド交換とか」
俺「ここ圏外」
嫁「・・・・・・・・・無言」
俺「教えたソフトの使い方はネットでも紹介してるから調べてみるといいですよ」
嫁「・・・・・・・はい、わかりました」
俺「じゃあ、この辺で俺仮眠するので」
拒絶したわけじゃないけど元カノの件があって以来、女性にメアドや連絡先教えるのには抵抗があって
例えば同じ状況で嫁以外の女性からメアド聞かれてもやっぱり教えなかった
でも、嫁にすれば拒絶された事に変わりはないんだよね。
嫁「・・・はい、色々ありがとうございました」
嫁「あともうひとつだけ教えて欲しいんですが、この風景は今この場所ですよね?」
嫁「これはどう撮影したんでしょう?ごめんなさい色々と質問して」
俺「どれ?」嫁のipadに写る作品をのぞいた
嫁のipadに写された作品をのぞいた
過去に投稿サイトへ投稿した俺の作品だった!!
また怖いと思った、こいつワザとやってるのか?ストーカーなの?
本気でそう思った。
でも、冷静に考えればHNで投稿してるし会社名や住所や年齢とか一切、SNSに個人情報わかるような情報は記載してない。
性別 男
それ以外は何も記載されてないのが俺のプロフィールだから俺だと分からないはず
単純に嫁が好きな作品のひとつが俺の撮った風景なんだろう。
俺「あ~これね、確かにこの場所からの撮影だね」
どうしよう、俺のだと黙ってたほうがいいのか?それとも俺の撮った風景と言えばいいのか?
単純に自分の撮った作品を好きと言ってもらえるのは嬉しかった。
俺「これ・・・俺が撮ったやつだな。これ見つけたの投稿サイトの○○○でしょう?」
嫁「え~!!」 嫁声うるさかった。
嫁「これ俺さんの作品ですか!すごい去年みつけて景色みたくなったきっかけはこの作品だったんですよ!」
俺「・・・・・・・・・・無言」
嫁「すごい!自分の好きな作品の撮影した人に聞けるなんて凄いですよね??」
嫁大興、う~んこの人ほんとに最初の頃と今とではキャラ全然違うなぁ。
あのときのクソ生意気でうっとおしい人とホントに同じ人?
なんというかキャラが明るい
俺「そんな騒ぐほどのものじゃないよ、でもありがとう」ちょっと照れた
嫁「いえ凄いです、私じゃ同じ場所にいてもこんな風に撮れません、凄いです」
親父は別として
続きです。
俺なにも考えず思わず
俺「まだ時間ある?」
嫁「????」
俺「時間あるならこの時の設定とか教えますか?良ければだけど」
嫁「いいんですか!迷惑じゃないですか?」
俺「いいですよ、設定なんてそんな時間かかるわけじゃないし」
という流れになっていた、嫁も驚いてたけど俺が一番ビックリしてた。
なんで俺、嫁相手にこんな事言ったんだ??
その時の気持ちは自分の作品好きだと言ってくれる人が目の前にいて舞い上がってたんだと思う
だから深く考えず教えるなんて口から言葉が出たんだろうな。
嫁はパッキングしたリュックから再びカメラ道具だしてセットし始めた。
俺も自分のカメラだしてセットする
互いにカメラをセットして嫁に俺のカメラの設定おしえる。
嫁のカメラはキャノン、俺のカメラはペンタックスだけど設定操作に違いあれど設定数値は参考になるはず
設定数値おしえて撮影のときに気をつけた事やここの風景撮るときに俺が気をつけることとか
時間に30分程度だろうけど嫁に伝えた
嫁はそのひとつずつに「はい」を繰り返しながら自分のカメラに設定反映させていた。
この時には嫁との過去とか頭になくて同じ趣味の同好の人との会話みたいで俺も特に意識することなかった
一通り教えてもう会話のネタもなくなった。
俺「じゃあ、この辺で。俺もそろそろ仮眠しますね。」
推敲しないで打ち込んでるから間違いはスルーしてください。
④感謝です。
続きです。
嫁「・・あ!はい、疲れてるのに教えて頂いてありがとうございました。」
嫁「この設定参考に色々と自分で試せばいつか私もこの風景撮れますかね?」
俺「俺のよりもっといいのが撮れると思いますよ。」
嫁「頑張りますよ~」軽くガッツポーズしてた。
俺「じゃあ、そろそろこの辺で」
ちょっと変な間があいてから嫁が
嫁「あの、やっぱりメアド交換お願いできますか?」
嫁「カメラのこと教えて欲しいんです、迷惑にならないよう気をつけますから」
俺「・・・・・・・・・・無言」
やっぱり連絡先教えるのは抵抗がある、それが嫁だろうが他の女性だろうが
嫁「やっぱり駄目ですよね?」
無言の俺からメアド交換は無理と判断したらしい。
でも、嫁は最初の頃と違ったなかなかタフな人だったと知る、というか本当に最初の頃と今の嫁、どっちが本当の嫁なんだ?
嫁「メアド交換無理なんですね、了解です。」
嫁「あ!たとえば今日みたいに撮影場所で偶然会えたら質問してもいいですか?」
この人めげない、くじけない。なんというか申し訳気持ちになってきたけどやっぱり連絡先交換は怖い
でも、こうやって会ったのも何かの「縁」みたいなもんだよね、氏んだ両親や爺ちゃんにも「人との縁は大事にしろ」って言われて育った俺は嫁にこう言った。
俺「縁があればどこかでまた会うかもしれないですね、その時はどうぞ」
つづきます。昼はここまでになります。また夜に投稿させてもらいます。
嫁「縁・・・ですか??」
俺「はい、縁があればまた会えるかと」
嫁「・・・・・・・・・・・」
嫁「なんかそういうのいいですね~」破顔一笑 このときの顔は今でも覚えてる
この人は泣き顔はブッサイクだけど笑顔が似合う人だと思った。
嫁「私、次に会えた時にはもっと上達してますからまた色々教えてください。」
嫁「縁があれば会えますもんね」
俺「ええ~縁があれば」
嫁「ぷっwww」嫁吹き出した、何かが彼女のツボにはまったらしい。
なんとなく俺も嫁への警戒心が薄れてちょっと聞いてみた
俺「そういえば、あのとき○○さん置いて帰った彼氏?はどうなったの?」
嫁「あ~事情わかった父に呼び出されてました」
俺「あ~~~~~」色々と想像する
嫁「え~~~~~」俺の想像に同意したんだと思う
俺「色々と大変だったね、親父さん相手ならね」
嫁「はい、父は私のことになると過剰に反応しちゃって。。普段はあんな感じではないんですけど」
俺「やっぱりなぐってた?」冗談気味に聞いてみた
嫁「・・・・・はい、泣いてましたね元カレ・・」気まずそうに返答
俺「そりゃあそうだw」
嫁「父にも怒られました。あんなヒョロい男と付き合うお前も悪いって」
嫁「あいつと較べて前の奴は誤解でなぐったけど泣きも喚きもせず骨あったなとか言って母に怒られてました」
俺「あ~~~」ちょっと微妙な笑い、やっぱりあの親父は変な人と納得した
こういうケースは面倒でも警察署で調書を取ってもらう方が良いよな。真冬の北海道で置き去りとか普通に訴えられるだろうし、警官に間に入ってもらった方がなぐられたりせずに済む。
確かにあのとき警察に嫁連れていけばなぐられずすみましたよね
少しですが時間できたので投稿します。?感謝です。
つづきます。
そんな会話も終わってそろそろ休みたくなったので嫁に「そろそろ仮眠します」と告げた。
嫁「あ!はい、ホントにありがとうございました。私も帰りますね。」
俺「それでは帰り気をつけてください。」
嫁「はい、ありがとうございました。」ペコっと頭さげてからカメラをリュックに詰め込んで帰り支度はじめた
カメラ、食糧、テントなど装備重量はたぶん10キロから20キロ内くらいだから嫁はそれを担いで雪の中1時間弱も徒歩でここまで来て、これから帰るのだから根性あるなぁと思った
リュックを担いでからこっち向いて
嫁「それでは帰ります、ありがとうございました。また縁があれば」と笑いながら言った
俺「はい、気をつけて」
そして嫁は帰っていった、俺はそのまま寝袋に潜り込んで2時間程度仮眠してから帰った。
それから冬の間に何度か撮影に出かけたが嫁に会うことはなかった。
そして、冬が過ぎて春がきた、この年はうちの会社では3年ぶりに新入社員が入社して新人教育やいつもの仕事で忙しい年になった。
トミさんの姪は専門学校卒業して地元の企業でOLしてるらしい。
長老は最近腰が痛いらしく現場より新人教育がメインになりつつあった。
夏はいつものよう休みにロードバイクのって出かけて風景撮影するを楽しんでいた。
この年からブルペという時間設定内に決められた距離を走破する競技を初めてよりロードにハマるようになった。
ブルペにハマると荷物を如何に少なくするか考えるようなった、今までは一眼カメラをバックパックに入れてたけどやはり重い。
ブルペ用にコンデジかミラーレスカメラ購入しようと9月頃にカメラショップへ興味のある機種の実物を見にいった。
カメラコーナーは圧倒的に中年率が高い、あまり若い人はいないのが特徴なのかもしれない。
興味ある機種を実際に触ってカタログ数値をみてまた触るを繰り返して候補を2つに絞った。あとは値段との相談でどちらか購入しようと思った。
購入カメラを2つに絞ってからカメラショップを出て近くのスタバで休憩することにした
休日のスタバは若い男女と声の大きいオバちゃん率が高いと思う、中年のオッサン一人での休日スタバは隅っこがベストポジションだと常々思ってる。
スタバでカフェモカ飲みながら購入検討中の2台について価格コムのレビュー読んで情報あつめた
軽さではやはりコンデジ、レンズ交換して自分の思う撮影するならミラーレス値段はコンデジがやや安いくらい。
結局ミラーレスに決めた。スタバでボーッとしてると「若ちゃん!」と声をかけられた、声の主はトミさんの姪だった。
姪「若ちゃん何やってるの?スタバいるなんて珍しいね」
俺「おう、久しぶり。OLはどうよ、ちゃんとやってるか?」
姪「うん、まだ大丈夫、お局さんグループもないしね。」
俺「ふーん」
姪が対面に座った、まだ話し足りないらしい。コイツはいつも自分のペースで行動するけど不思議と苦手ではない
姪「若ちゃん最近はロード乗ってるの?オバちゃんが最近若ちゃん忙しいって言ってたけど」
俺「忙しいけど休みはあるからね、最近はブルペにはまってるよ」
姪「マジで!凄いね」
俺「そんな事ないぞ、ブルペ参加者は若い人よりオッサン率高いし女性でも参加してるぞ」
姪「へぇ~そうなんだ、私でもできる?」
俺「慣れればいけるんじゃない?でも好きでなければ辛いだけだろうな。」
姪「そっかぁ~」
姪は誰かと待ち合わせがあるらしく、少し話した後で席を離れた。
俺も先ほどのカメラショップに戻り購入を決めたミラーレスカメラを購入した、ついでにそれを入れる小さいバッグも買うつもりでバッグ展示コーナーへ足をむけた。
カメラバッグ全体に言えることだけど質実剛健なデザインばかりでもう少し洒落っ気のあるものないかと物色していた。
なんとなく気になるバッグが下段に陳列されていたので中腰に屈んで手にとって見ていた。
「こんにちわ!」後ろから声をかけられた。「ん??」と振り向いた
引用元: ・【昔を】みんなの馴れ初めをおしえて【思い出して】 その20
※その3※
※その4※ 2017/8/7 22:01 公開
※その5※ 2017/8/7 22:31 公開
※その6※ 2017/8/7 23:01 公開
※その7※ 2017/8/7 23:31 公開
※その8※ 2017/8/8 0:01 公開