最初はニコニコしていたし面白い先生だなと私も思っていたが、あるとき本性を出し始めた。
ある日、そいつは授業中にふざけていた男子を見つけて、表情を鬼のように豹変させた。
いつもと全く違う様子に、全生徒は皆驚いた。
調子に乗る子供を叱るのはわかるが、そいつはネチネチと授業の残り時間すべてを使い、あらゆる罵倒を生徒に浴びせ続けた。
さすがに「そこまで怒ることないじゃん」と私も子供心に思った程だ。
ちなみに奴は国体出場経験があり、屈強な体格をしていたので威圧感も半端なかった。
罵倒の内容は「ハートが無えんだよ」など意味不明なものだった。
ちなみにそいつは「心の箱」なるボール箱を作り、提出物や頑張ったもの(漢字練習帳など)を生徒に入れるよう促していたが、
「ハートが無えんだよ」と生徒を罵りながら自分でぶち壊していた(いや、一番お前が「ハート」ないだろと皆心の中では思っていたはず)。
そいつはちょっとしたことで突然キレるので、皆いつ火山が噴火するのかドキドキしていた。
その時は理科の実験中で、奴も白衣を着てノリノリだった。
今日は機嫌がいいのかなと、私も油断していた。
しかし、奴は突然また鬼に憑依された。
「○○!(私の名前)」と急に奴から名前を指され、生贄に選ばれてしまったことを悟った。
私は顔が青ざめたと思う。もちろん私は叱られるようなことなどなにもしていない。授業もきちんと聞いていた。
それなのに「お前はちゃんと授業を聞いていないじゃないか!」と言いがかりをつけられた。
私は不条理だと心から思い、「聞いていました」と言いながら泣いた。
あの時は子供だったから泣き寝入りしてしまったけど、今なら校長や親に言うべきだったと心から思う。
その他にも、奴は子供とドッジボールしてフルボッコにして楽しんだり、女子の着替えをのぞいたりと、悪行三昧だった。
「ハートが無えんだよ」ってどっかの受け売りだろうけどうざいなw
引用元: ・・【ダメな教師】先生を語ろう【恩師】