その妻である私にも、うちの子達にも無関心。
数年前、トメの激しい干渉と束縛と嫉妬によって、今まで結婚が出来なかった
義兄(長男)に、ようやくトメの御眼鏡に適う女性が現れた。
相手は金持ちのお嬢様なので、おっとりとした色白美人だが(トメ曰く
「私の若い頃にソックリ」)非常にハキハキして気が強かった。
あっという間に義兄は嫁実家経営の会社へ転職し、嫁実家の敷地内に
豪邸を建ててもらって暮らし始めた。
トメは「息子を返せ!跡取りを返せ!」って喚いていたけど、彼女は
真面目な顔で「何か継ぐ物がありましたっけ?」と言い放ったらしい。
半ば諦めたトメに呼びつけられ、こういう事なのでこれからはあなた達が
同居しなさい!と言われて唖然としていると、夫がトメに向かって、
夫「俺の嫁さんの名前知ってる?」
トメ「当たり前じゃない、知ってるわよ!...よ、よし子さんでしょ!」
夫「いいや、よし江だよ。で、うちの息子の名前は?」
トメ「...あ、......」
夫「名前も知らない子供が跡継ぎなんて、おかしいでしょ?はい、おしまい!」
そういって義実家を後にした。
ちなみに私の名はよし子(仮名)なので、トメ、合ってます。
その後久しぶりに義兄に会ったが、無表情だった以前と違って、すごく幸せそう。
今では義兄嫁さんの恩情wで、時々ウトメに甥姪を会わせてあげているらしい。
一応皆幸せになりました。多分。
よし子夫も賢い >>一応皆幸せ<<なのがいい
引用元: ・義理家族に誰かが言ってスカッとした一言 その19