
総勢40人、1班辺り6〜7人のグループで、1グループに1人の高校生から大学生のボランティア(リーダーと呼んでいた)が引率としてついて、
麓の宿舎から30分ほど山の中へ各班バラバラに入り、ビニールシートと寝袋で一晩明かすというものだった。
高校生のリーダーがついた私たちは夕方早い時間にキャンプ地を決めてビニールシートで簡易テントを設営、夕飯にカレーを作り、夜の9時には消灯したと思う。
トラブルが起きたから一旦キャンプ地から離れると簡単な説明だけ受けて、すぐに山を降り始めた。
荷物は置いていくように言われたから身軽だったけど夜の山なんて真っ暗だし、光源はリーダーが持ってる懐中電灯しかない。
何度も転んだりしながら採石場みたいなひらけた場所までたどり着くと、そこには猟銃を持った大人たちが何人も居て、
中央に集まったキャンプの参加者達を守るように取り囲んでいた。
それを見た瞬間にリーダーが泣き出して私ら小学生は初めてびびったw
小一時間後にやって来たバスに乗って私たちは麓へ戻ったが、山の中へ残してきた荷物は結局回収出来なかった。
翌日になって猟友会の有志が山に残した荷物を回収しようとしたがすべて熊に荒らされていて、
ショックを受けるだろうから子供たちに返却されなかったと高校生になってリーダーの立場になったとき初めて知った。
あの夜、頼りない子供たちを連れてリーダーとして熊がどこに潜んでいるか分からない暗い山道を下りなければならなかったリーダーたちは、
さぞ修羅場だったろうと思う。
>>819-821は私です
残していったものが荒らされていたってことは、下山しなかったら熊に子供たちが…
熊に襲われなくて良かったな
渓流釣りで川の源流に行く親父は匂いに敏感な熊よけに
山を移動中はタバコを吸って野外キャンプする時は発炎筒を焚いて寝ると言ってた
引用元: ・今までにあった修羅場を語れ

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こういう話見ちゃうと夏休みのキャンプツアーに我が子参加させるの不安になっちゃう...
こんな修羅場滅多にない事は分かってるんだけど