
歯を見せて笑うな、見た人が不愉快になるからとも言われた。
子供なんて親の言うことは頭から信じちゃうものだから、
私も実の親でさえ気持ち悪いと思うほどブサなんだと思いこんで育ち、
高校生の時にとうとう、周りの人間全てが私を見て笑ってる、
馬鹿にしてる、気持ち悪がっているという妄想に取り憑かれ、
電車にも乗れず学校にも通えなくなった。
最初親は、お前は本気で頭がおかしくなった、精神病院に連れて行くと言った。
私もその状態が苦しかったので、そうしてほしいと頼んだ。
けれど親は手のひらを返し、そんなに病人になりたいのか、
ただ単にサボりたいだけだろう怠け者のぐずのろまと罵った。
結局そのまま八年間引きこもり。
親の○ちゃんは大学へ行った、×ちゃんは就職した、△ちゃんは結婚して
子供も産まれたという話を、焦りと虚しさの入り交じった気持ちで聞いた。
そしてある日とうとう思い立った。
そうだ、整形しよう。
いや正確にはもっと前から考えてはいたんだけど、
相談する度親に親からもらった大事な体に傷をつけるのか、
健康で五体満足なのにわざわざ女を入れるのかと言われて諦めてたんだよね。
だけどある時ふっと、親でさえキメェキメェブサブサ言う体を大事にする意味あんの?と思った。
バイトを初めても長続きはしなかった。
すぐに嫌われてる、気持ち悪がられてる、嘲笑されてるって思いこんじゃうから。
それでも三年かけて二十万円貯めて、それを握りしめて病院に行った。
いきなり全部は無理だから、取りかかりは目元から。
最初は切開してもらうつもりだったけど、カウンセリングの結果埋没で充分だと思うと言われ、
それでお願いした。
その日のうちに部分麻酔してちょちょいのちょいと縫って終了。
ここまでが私の人生の修羅場。
持っていってた色の薄いサングラスをかけて外に出た時、世界中がものすごく明るく見えた。
なんというか、輝いてる感じ。自分も変わったんだと自信が持てた。
次に始めたバイトは長く続いた。
相手の目を見て話せる、明るく元気におはようございますが言えるだけで
こんなに人間関係って変わるんだとびっくりした。
整形費用の残りで美容室に行き、服を買い、メイクアップの本を買って薬局で道具を揃え、
人並みに着飾れるようになる頃には、あれ?私ってもしかして見るだけで不愉快になるほどの
キブサじゃないんじゃね?と思えるようになっていた。
改めて貯金しなおして、憧れだった高校生活をやり直した。つっても夜間だったけど。
齢三十にして女子高生。恥ずかしかったが楽しかった。
更にお金を貯めて専門学校行って、正社員で就職。結局整形は一回だけしかやらなかった。
親は最初、親不孝者のマジキチって罵ってたけど、人から私が褒められることが多くなると
またしても手のひら返して自慢の娘なんですよー(ハァト)と連れ回そうとするようになった。
今も年末年始は帰ってこいとお達しがあった。帰らないけどね。
葬式にくらいは出るかな?分からない。出ないかも。
でも出てスッキリするなら出てもいい
義務感からだったり嫌な思いさせる人がまだいるなら絶対出ない方がいい
引用元: ・今までにあった修羅場を語れ

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