だから健介ともあわない日が続いてた。
たまに連絡はしたり、健介から連絡があったりして、
地元に帰ったときはもちろん会ったりしていたけど、
結婚、妊娠、出産、子育てなどがあり、前より健介との連絡の頻度も減っていった。
私達は日々の生活におわれていた。
健介の事はいつも気に掛けていたけど、なかなか連絡を取ろうとはしていなかった。
それから何年後か(ここははっきり覚えてない・・・)健介から電話がきた。
とりあえず二人に話したいから、電話スピーカーにしてくれといわれた。
結婚する事にした。
といわれた。
おめでとーーーー
と二人でいいまくったけど、なんだか健介の様子がおかしい。
奥さんになる人は今うつ病で今も病院に通っている。
とりあえず、出会って半年もたってないけど、安心しできる場所を作りたくて結婚する。
当分は病気で大変かもしれないけど、おちついたら会ってくれ。
と言われた。
なんだか、結婚で浮ついた感じはなく、重々しい雰囲気で話してて、
いつもの健介のテンションではなかった。
それで、私達も状況が深刻なのがなんとなくわかった。
大変やろうけど、お前ならできると思う。
俺から言われるまでもないけど、がんばれよ。』
憲二が言った。
健介は、3回ほどありがとう。と言っていた。
頑張るから、病気よくなったらみんなで会おうな。
って最後いって電話きった。
多分、あいつ不安なんだろうな・・と憲二が言っていた。
私も同じこと考えてた。
私達に詳しい状況はわからない。
うれしいというよりも、これから大変そうだって事はなんとなくわかった。
なんであいつは人よりも苦労ばかりして、大変な人生なんだろう?って思った。
憲二も同じこと考えてたんだろう。
『あいつが決めたことだ。俺たちは応援するしかできんな・・・』
と言っていた。
連絡はしなかった。健介からも連絡は最初の1年に一回あっただけで、
その後はほんとになかった。
どうしてるのか心配はしたけど、こちらからは連絡しなかった。
もう丸3年ぐらい連絡がなかった健介から連絡がきた。
私に着信が入ってたけど、電話に出れなくて、次に憲二に着信がはいって
憲二がでた。
『うまくいかんで離婚してしまった。連絡せんで心配かけたな、ごめん。』
と憲二に言ってたそうだ。
憲二が話しても、健介あまり話したくなさそうだったので、電話すぐに切ったらしい。
ただ、あんなにつらそうな健介の声は聞いたことがないと、憲二も落ち込んでいた。
私も電話した。健介は出てくれた。
同じように『離婚してしまった。応援してくれてたのにごめんな』と力なく言ってた。
むりやり、から元気だして無理してるのが痛いほど伝わってきた。
でも、電話はすぐに健介から切った。
電話でなく、会って健介と話したかった。
すぐに地元に帰りたいと思った。私はその時は働いてなかったから。
でも、子供の事も憲二の仕事もある。
なにより夫である憲二をおいて自分だけ地元に帰ることなどできるはずもなかった。
憲二にもそんな事いえるはずもなく、
『健介、大変だったんかな・・・』と憲二に一言だけ言った。
それ以上は自分の立場上、いってはいけないと思ったから。
『今度の週末、久々に地元に帰ろうぜ』と言ってた。
健介の事が気になってだとすぐにわかった。
心配そうにしてる私を見てられなかったらしい。
そして、憲二も心配だったらしい。
だから一回帰って会ったほうがいい。という事だった。
憲二の気持ちがうれしくて、ありがとうと言って少し泣いた。
地元についてから連絡する事にした。
もしかしたらあえない可能性もあるけど、その時はしかたないって事で。
子供も小さかったんで、みんなであおうと計画していると、
憲二が私だけ会って来いと言っていた。
健介に今、俺たちが無神経にしあわせそうな家族みせるのはダメだ。と言ってた。
ここまで気を使うのはさすがだなと思ったけど、憲二だって健介に会いたいよね?
と聞いてみたら
こういう場合は俺があうときつい事いってしまいそうだから、
ゆみがあって、やさしく話し聞いてやってくれ。俺よりもつきあい長いし。
って事だった。
子供は憲二がみてくれる事になった。
健介は出てくれた。
今地元にちょうど帰ってきてるから、今日会おうと言った。
多分、健介の事気になって地元に帰ってきたってのを健介も気がついたんだと思う。
あってくれる事になった。
憲二は今日はむこうの実家で用事があってこれないとつたえると、
いつもの場所で会うことになった。
なんだか、痩せてしまっていた。
その姿みただけで、涙がでそうになったけど、普通に接した。
同級生の噂話とかを普通にした。
健介が話したくないならそれでいい、今日だけは一緒にいようって思った。
健介の結婚生活、離婚の事については私から聞かなかった。
健介からも何も話さなかった。
話もつきてきて、二人ともだまってる時間が増えてきた。
時間がもうないっていうのに健介も気がついてきたんだと思う。
『なあ、ゆみ、
俺こんなどん底のダメ人間になったけど、それでも俺の事まだ好きか?』
私は自然と健介の頭を自分のムネに抱きしめていた。
『健介つらかったんやね。きつかったね。』そういう事しかできなかった。
最初は遠慮がちだったけど、途中からとまらなくて、
私にしがみついて声を出して泣いていた。
ずっと泣いていた。
二人でずっと泣いていた。
私のムネのあたりに顔をつけて、健介はずっと泣いていた。
『ありがとう。ほんとにありがとう。』と健介が言って、私から離れた。
『ごめんね、きついときに何もできなくて。』と私が言うと、健介はまた少し泣いた。
シャツ汚してごめんって健介が言った。
私も憲二も健介の事はほんとに大好き。
私達だけじゃない、健介に助けられた人間は大勢いる。
健介はダメな人間なんかじゃないよ。
今回はたまたま相性があわなかっただけ。気にすることはないよ。』
と私が言うと、健介はありがとうって言いながらまた泣いてた。
憲二を呼んだ。その時は私は実家に帰ってた。
なんだか、二人そろって健介にあうのが申し訳ない気がして。
憲二には
わざわざこっちまできてくれてありがとう。と言ってたそうだ。
お前とは関係ない、たまたまのタイミングだ。
それよりも、シケたツラすんなよ
ってローキックをしたけど、仕返しがなかったのが寂しかったと言ってた。
でも、あの健介があんなに泣くぐらいだから、
今までものすごくつらかんだったろうと思う。
帰って、子供が寝てから憲二と話した。
なぜあいつがあんなにつらそうにしなくちゃいかんのかな?
って憲二は悔しそうだった。
いろいろたくさん話したけど、私達結局何もできないね・・・って二人とも思った。
『無理だとは思うけど、でも仕事やめて地元かえろうか・・・』
と憲二がつぶやいた。
そのくらい健介が心配だったんだと思う。
続きは少し時間をおいてから書きますね。ごめんなさい。
無理しなくていいよ
最後まで見てるから、自分のペースで書いてね
ここまでは一気に書いたほうがいいと思うので。
健介の事なんてうそだったみたいな普通の日常だった。
2週間ぐらいして健介から電話があった。
いろいろ話したいから、二人そろって話せる時間を教えてくれって事だった。
多分3時間ぐらいはなしてたと思う。
健介が話してくれたのを思い出して
健介からみた感じで覚えてる限り細かく書く。
籍を入れただけで式も何もしてない
最初は本当にずっと寝たきりみたいな様子だった
半年ぐらいすぎたあと、元嫁が働きたいと言い出して仕事を始めた
この時はもうこのままよくなるんだろうなぁって思ってた
でも、働くのがストレスになったのか、どんどん調子が悪くなっていった
結局仕事はすぐやめたが、今度は悪態をついてくるようになった
弁当屋さんで買ってきた弁当が違うと投げつけられたり、
パシリのように買い物いかされたり、なにか欲しいって言い出してダメだというと、暴れたり・・・
そんな事が続いても、(彼女が悪いわけではない、病気が悪いんだ・・・)といつも自分に言い聞かせてた
処方された薬を1週間分全部まとめて飲んだり、リスカしたり
次第にひどくなり、リスカもやれば毎回縫うほどひどい状況になってきた
薬を仕事場に持っていって管理したり、家にある刃物全部捨てたりと
いろいろしたけど、結局同じことだった
この時期は自行いなどで夜中病院にいく事が多く、
病院にいかなくていい日でも寝てると無意味に蹴って起こされたりした
本当に寝る時間がなかった
2度ほど倒れたこともあったけど、俺が入院とかすると家庭がどうにもならんので
必氏でごまかした
もちろん生活していけないのでほかの会社で働きだした
医療費もかなりかかり、おまけに買い物依存的なものもあり大変だった
毎月赤字続きだった
それをいくら説明しても、あれほしい、これほしいと言って来て、
ダメだというと、手首を切るという状況だった
さすがに自分ももうもたないと思ったけど、ここで自分が逃げ出すと彼女は
本当に氏んでしまうと思ったし、誰からも信用されないと落ち込むかもしれない
と思ってふんばった
ジサツ未遂されるか?
借金してでもお金つかうか?
という2択になったけど、借金してでもお金つかうを選んだ
彼女の欲求を満たすことができれば、状況は少し変わるかもと思った
そしてお金の事を考えない事にして、自分のストレスを一つでも取り除きたかった
当然借金も増えた。
でも、今はお金のことは考えるのはやめておこうと思い、
言われたものは買うことにした。
家での態度も少し改善されてきた。
相変わらず自行いはたまにやるけど、前よりも頻度が減ってきた。
とりあえず、よかったな
これからは回復に向かうんだろうな
・・・とか思ってた
でも全然よくはなかった
お小遣いは渡していたにも関わらず
彼女自身で働いてない主婦でも旦那の収入でできる借金をしてた
それだけでなく、であい系などで体を売ってお金を貰っていた
彼女は氏ぬといいながら家を飛び出した
でも、追いかける気力もなく、家でぼーっとしていた
すると、すぐに帰ってきて、なぜおいかけてこないと物を投げてきた
落ち着いたころに、もうこんな事絶対にしないようにといい、
借金は全部自分が肩代わりした
彼女には両親がすでに亡くなっており、自分しかいないと思って
毎日ふんばってた
彼女もお金を使う事はあまりなくなっていた
自行いも減り医療費も少なくなって、やっと借金もかえせるようになってきたけど、
額が大きかった為、債務整理をすることにした
一度親にお金かしてくれないかとお願いしたら、激怒されて勘当だといわれた
でも、状況はよくなってきてたので、少し前向きになれてた
そのうち彼女自身も病院に通わなくていいほど回復していた
しかし、今までの行動から、彼女を全面的に信用できるわけはなかった
普通に彼氏がいた
別の女の友達には、旦那と彼氏とは別物 旦那はお金だけかせげばいい
みたいな事を送ってた
ここでもう心が折れた
彼氏いるなら俺いらないやろ、別れよう
と言った
向こうもあっさり了解した
俺は俺でもうさすがに無理だって事を言った
それじゃ働くから、自分で生活できるまでの間面倒見てくれという事だったんで
債務整理中で借金はできないから、何ヶ月かかけてお金を渡した
そして離婚した
私達二人は携帯をスピーカーにして二人で話しを聞いていた。
聞いている途中で、私は泣き出してしまった。
見ると憲二も目に涙をためていた。
何か言おうかと思ったけど、本当になんていったらいいかわからなかった。
何度か私達に相談したりしようかと思ったけど、
子供もいて家庭もあるし、余計なことに巻き込みたくなかったんで
ごめんけど、相談できなかったと言っていた。
『こんな結婚生活だったけど、楽しい思い出も少しはあるし、
なによりいろんな人に助けられた。
親が助けてくれなかったのは寂しかったけどな。
お前らから見ると、全部元嫁が悪いって思うかもだけど、
夫婦で二人で過ごした結果がこういう結果になったんだから、
どっちが悪いとかではなく、悪いなら二人とも同じぐらい悪かったんだと思う。
あの時二人が会ってくれたから、俺立ち直れた気がするよ。
今度こっち帰ってきたとき、また遊ぼうぜ。
最近バツイチもモテるっていうしなw
おちついたら、俺からまた連絡するよー。』
と明るく言って健介は電話を切った。
健介にかける言葉がみつからなかった。
見ると憲二も涙が出ていた。
夜遅かったんで、寝ることにしたが、二人ともやっぱり寝れなかった。
私は日中もずっと考えてた。
なぜ健介は人よりいつも苦労が多いのかな
親にも勘当されたって、かなり孤独だったんだろうな
私は健介に話しを聞いただけだけど、本人はものすごくつらかったんだろうな
私達には言ってない、いえないつらかった事もたくさんあったんだろうな
思えば地元に行った時、小学生以来だったな、健介が泣いたのを見たのは
どのくらいつらかんだろうか・・・
結婚生活で相手に与えることはあっても、相手からなにかもらったことはあったのかな
物でなく、気持ちとか暖かさとか・・・
健介は人になにかをしてあげるのが幸せと感じる人間なのかな
それだったら希ちゃんとあの時付き合っておけば幸せになれたと思うのに
いろいろ考えたけど、何一つ答えは出ない。
その1ヵ月後ぐらい1度健介から連絡あったけど、それ以来もう連絡は一切ない。
憲二は、むこうから連絡したくなったらしてくるだろうから、
こっちから無理にはしないほうがいいと思う。ここは待ったほうがいい。
といわれ納得した。
健介から連絡はないので、こちらからもずっと連絡はしていない。。。。
あと少しなので、今日中には全部かけるかな。
あたあとで書きますね。
結婚して男性経験一人のままなら尊敬するわ。
無粋なこと聞くなよ
憲二以外はないですよ。男の人は憲二一人だけです。
健介には若い頃相手にされなかったのでwww
結婚してからはさすがにあったと思うよ。多分。
多分13:00までには書けるかな。
夜勤明けのためやむなく寝るか…クソッ
お母さんが入院してしまった。お父さんや医者に聞いたけど、ガンとかの
いのちにかかわるような病気ではないらしい。なのでほっとした。
姉ちゃんは旦那さんの実家で一緒にくらしてるし、弟は仕事があって遠くに住んでる。
私は遠くに住んでるけど働いてなかったので、
憲二のお母さんが憲二と子供の世話しにきてくれて、私が実家に帰った。
お父さんはうちにいるので、うちの事と入院中のお母さんの事と。
病院と実家を行ったりきたりしている。
少し変わってる場所もあるけど、基本的に田舎なのであまりかわっていない。
なんだか、思い出すのは健介の事ばかりだった。
あの海岸で初めてキスしたな 流血だったけど
あのあたりもよく一緒に歩いたな
小学校まで歩いたけど、なんだか昔のままで、
小さい健介がそのままでてきそうな雰囲気だった
離婚の後、1度だけ連絡あってから、それからはほんとに何もない。
いきなり連絡途絶えたけど、どうしてかな?
元気にしてるかな?
もしかして、最悪の事態が起こったりしたのかな・・・
考えたくないけど、交通事故でなくなったとか、最悪ジサツとか・・・・
この後、もしずっと見てくれてる人がいたら、健介に連絡したほうがいいか
相談してみようと思っていました。
でも、みんな、健介に連絡とってみたほうがいいという答えのほうが多いだろうな。。。
とか考えながら書いていました。
もう少しだけこのお話しは続きます。。。。
うそみたいで、釣りだといわれるかもしれないけど、
ほんとにあった出来事です。
子供をうちの実家に預けて、憲二のおかあさんと憲二はその日は憲二の実家にいく事になった。
私と子供は私の実家で過ごした。
私のおかあさん(子供からみるとおばあさん)の所へ子供と一緒にお見舞いにいったりした。
夕方前ぐらいに、子供がひまだひまだとうるさいので、ボールをもってみんなで公園にいく事にした。
公園で子供が遊んでいるのを見ながら、また健介の事を思い出してた。
大きな声で挨拶してきた。
一瞬その子が小さいころの健介に見えてびっくりした。
私も地元に帰ってきて、健介気にしすぎて頭おかしくなってきたなと思いながら
『こんにちは』と挨拶返した。
いまどき知らない大人に挨拶する子供もいるんだなー、感心だなー
田舎だからかなとか考えてたら、
その子が大声で後ろ向いてしゃべりだした。
『とーちゃーん、公園であそぼうぜー』
『大輔ー、コンビニにアイス買いにいくんやろー』
『でも、公園であそびたいもん』
『わかったー。あそびよけー。すぐいくよー。』
この子の父親がもうすぐ公園に来るんだろう。
父親の声は、健介の声に似ていたような気がした。
(また始まった。バカすぎだな、私は・・・)と自分で思った。
私の子供達とも一瞬で仲良くなり一緒に遊んでる、あとから来たお父さん。
なんか適当にルールを作って、私の子供3人と、自分の子供と遊んでいるでかいお父さん。
私はその光景をずっと遠めに見てた。
なんだか、不思議な光景だった。
幸せそうな風景だなぁ・・・と思ってみていた。
『とうちゃん、アイス買いに行こうぜー』と言いだした。
うちの子供も『アイス食べたいー』と言い出した。
そのお父さんは財布の中身を確認したあと、
『しゃーない、おっちゃんがおごっちゃる。コンビニみんなでいくぜ。』
と言ってコンビニにいこうとした。
『おかあさんに言ってくる。』といって私の所までコンビニに言っていいか聞きに来た。
そのお父さんも多分私に挨拶するために、こっちに歩いて着てくれた。
すみません、お子さんと約束したので、コンビにまでつれていって・・・
ってゆみやないか!!!』
とびっくりしていた。
私は最初から気がついたけど、なんだか声かけれなくて、ずっと見てた。
子供が健介の小さい頃に見えたのも、声を聞いて健介に似てるって思ったのも
当然だった。健介本人と、その息子だったからwww
息子は健介にほんとにそっくりだったwwwww
『健介とうちゃん、早くいってきなさいよ。子供待ってるよ。
うちの子の分のアイスもおごってね。』
と私がいうと、健介は子供4人つれて、アイスを買いに行った。
この公園、私が高校生の時健介を呼び出して告白した公園だな。
健介は今この近くに住んでるのかな。
健介子供いたんだな。
うちの子供も健介の子供と健介があそんでる光景はなんだか夢みてるみたいな光景だったな。
子供と遊んでる健介、幸せそうだったな。
健介、自分で幸せ勝ち取ったんだろうな。
よかった、ほんとによかった・・・・
健介、幸せになってたんだ。よかった・・・・
そう思っていると少し涙が出てきた。
みんなアイスを食べだした。健介と大輔君はパピコを割って一つずつだべようとしていた。
大輔君が私が少し泣いてるのに気がついて、私に話しかけてきた。
ゆみ『おばちゃんはいいよ。アイスいらんよ。大輔君が食べてね。』
大輔『でも、さっき泣きよったやん。これやるよ。』
ゆみ『そうすると、大輔君のアイスがないよ?食べたいでしょ?』
大輔『俺はとうちゃんと半分こするけん、大丈夫!』
ゆみ『ありがとう。大輔君、やさしいね。』っていうと、
大輔『父ちゃんが、泣きよう人には優しくしてやらないかんっていいよったもん』
と得意げに言っていた。
健介『大輔、えらかったな。ほら、このお母さんも泣き止んで今わらいようやろ。
大輔がやさしくしてやったけんぞ。えらいな。』
としゃがんで、目線合わせて頭をワシワシしていた。
大輔君はうれしそうに、とうちゃんから受け取ったパピコを食べていた。
私はそれをみて、また泣きそうになったけど、
大輔君を心配させるので、必氏で涙をこらえて笑った。
なぜ私達はずっと連絡してこなかったのか?と。
いや、あのあと健介と連絡とだえて、あんな大変はあとだったからしにくかったというと、
健介は携帯こわれてメモリが消えただけらしい。
たったそんだけの理由?って聞いたら、
あたりまえじゃ!とブーたれていた。
この6,7年私達が気を使ったのはなんだったんだろうか?と思うと
おかしくて、おかしくて、大笑いしてしまった。
子供育てるならやっぱりここがいいって事だった。
私も遠く離れてみてわかったけど、やっぱりこの町が好きなんだなって事で同意した。
大輔君はまだ4歳だけど、人よりしゃべるのも早く、
体も大きいので、いつも5歳、6歳とか言われるらしい。
よくしゃべるのは、オヤジが俺やけん、しゃーないか。とうれしそうに健介は言っていた。
1歳になったばかりの娘さんもいるらしく携帯で画像見せてくれた。
なぜだか、こちらも健介にそっくりだった。
奥さんの画像も見た。かなりの美人さんだった。
娘ちゃんよ、なぜお母さんに似なかったのかwwwwwwww
『無理かもしれないけど、もう一度友達からでいいから、連絡先教えてもらえませんか?』
と、健介と友達からもう一度はじめようとした時の事を思い出しながら言ってみた。
『ゆみの事もっと知りたから、よろしくなw』と健介も乗ってくれて笑ってた。
『ねぇ、今健介は幸せ?』
満面の笑みで答えてくれた。
『お前らにゃわるいが、俺が世界で一番幸せな人間やなwww』
憲二が2時間ぐらいしゃべったと興して私に連絡よこしてきた。
お前らは恋人同士かとつっこんだwww
今日健介とあった公園に行った。
ブランコに座って考えた。
あの歳でもう人を思いやれる、自分の分のアイスを人にあげれるってすごいな。
大輔君も柔道したりするのかな?
あのまま大きくなって、いじめられてる子を助けてあげたりするのかな?
そのうち、恋したりするのかな?
大輔君はもてるのかな?
大輔君はいつも自分の恋愛がうまくいかないのは健介の真似しないでほしいな・・・
健介に育てられてる大輔君がうらやましいなって思った。
夜の星空を眺めてたら、また涙がでてきた。
私はやっぱり泣き虫だな。
この町に帰ってくると泣き虫になるのかな?
今度、一度うちの家族みんなで健介のうちにみんなで遊びにいきたいと思う。
健介が幸せになってるのを見たい。
その時は、健介の奥さんもいるし、
大輔君にもまた心配かけるし、
もう私は泣かないように気をつけようwww
Fin
人が氏んだりとか、ものすごいドラマチックな展開があるわけでもなく、
圭子も出てきただけでのちに健介とくっつくわけでもなく、
実体験なので、フツーな感じで終わりました。
唯一あるとすれば、健介親子と偶然公園であったぐらいかな。
これだけでも、私にとっては、すごい奇跡だったですけどw
予想外のハッピーエンドに号泣ですわ。
ありがとー。
健介が世界で一番幸せになれて本当によかった
こっちまでホロッときちゃったぜ!くそぅ
普通の幸せって最高の幸せだ。
そしてメ女は本当に人の人生壊すんだな…
近寄っちゃダメだな…
40手前って所で正解です。
婆が長いこと語っててすみませんwww
いたのですか??
健介がハッピーになっているのは良かったですが、ゆみの
気持ちが健介から憲二へ移っていくのがわかりづらかった
です。
途中のチャチャにレスした内容と矛盾があるんだよなぁ・・・
まぁ、本当にしても嘘にしても面白かったです
お疲れ様でした
実は健介は変健?(笑)
7/2の前から、実家にいるときひまでちょこちょこ書き溜めてたんです。
その書き溜めの途中に健介と再開しました。6月の最後のほうの土曜日でした。
健介から憲二へは、
健介に半分あきらめが少しついてたのと、憲二に対してはほんとにいきなりで
自分でもなぜそう思ったのかわからなく、最初は戸惑った感じでした。
自分でもよくわからない事はやっぱり人は理解できないですよね・・・
JKの頃好きだった、くらもちふさこの漫画思い出しました
もう婆なんだけどねw
田舎の幼なじみとも、もう疎遠だけど会いたいなぁ
良い話を、ありがとう!!
受け取るほうは、作り話と捕らえてもどっちでもいいですよw
>>551
可能性は否定できないですねwwwww
途中から最後にかけて心情変化も描写も下手?飛ばしてるから?かよくわからん
私泣いた私泣いたは良いんだけど状況がイマイチ把握出来ないから( ゚д゚)ポカーン
映画化だ!っていうほどの文才ではない
と言いつつ全部読んだし面白かったです
お疲れ様でした
皆様の今後のご多幸をお祈りします
ありがとう。
たしかに言われてみればそうですね。
最初のほうが思春期の思い出な分だけ、美化されてるんでしょうね。
最後のほうはいつも健介の報告が突然なのもあったのかもw
でも良い思いで話しだったよ。
こういう深い付き合いのある友達作りたかったなぁ
幼馴染というほど、幼児期に馴染んでなさそうだけど。
幼馴染とあいたくなったら、
即連絡してみるか、家のまわりうろうろしてみる事ですよw
想像してしまう。
たしかに幼児期はそんなにでもなかった。小学校5年からですね。
>>559
健介にはほかにも友達いますよ。
>>560
健介の事を主に書いたので、そうなってしまうのかなと・・・
それはだいぶイメージちがうぜぇwww
いや憲二のこと。
親友通り越してる感じがw
実は健介と出来てるとか外伝で創作して欲しいw
Bでw
やめてくれ
憲二はほかにも友達いるけど、
見てる限り健介といるときが一番はしゃいでる。
多分憲二の中では親友超えておかしな事になってるきがするよ。
創作もBもむりむりwwww
健介がどうやって幸せになったかがわからんとこだけ消化不良なのかも。
そこはまだ知らないです。
今度あったときの楽しみかな。
たしか、奥さん9つぐらい年下だとは言ってた。
とりあえず、犯罪だとは伝えといたよ
番外編は書いたほうがいいでしょうか?
圭子のその後(健介と圭子が会った事)とか、
いくつか書けるかも。
健介はありえないくらい運が悪いので、
そのあたりの事件も別に番外編でかけるかも・・・
いやもういいよ
ゆっくり休みなよ
知りたいなぁ
またグダるだけでしょ
たしかにそうかもねwww
子供寝かしつけてから夜見に来る方いたんで、
夜まではおちないようにしておきますー
ところで今後家族同士の交流とかあるのかな
もしかして、子供同士で恋愛あったらミラクルなんだけどw
してないよー
>>578
なんでかな。
なんだか、健介の事だれかに話したかった。
>>579
北斗さんはやめてwww
家族の交流は実家に帰ってきたときは遊びに行きたいと思う。
でも、子供もまだ恋愛するトシではないよw
一休みしたらまた幼馴染でスレ立ててくださいな
待ってますんで><
うちにも武道やってる息子が2人いて、私も四十手前のおばちゃんなので、夢中で読んでた。
これからフォーゼ観るたびに賢介思い出すよw
お母さんお大事にね。
感動しました! みんな幸せで良かった♪
まあ、西日本のどこかです。
>>582
もう無理ですー。ネタないです。
>>583
こちらこそありがとう。
お子さん、健介みたいには育てないでね。あとで苦労するよw
>>584
たしかに最終的にはおっさんのはなしですねw
>>585
読んでくれて、ありがとう。
>>586
そのとおり、おっさんのはなしです。
でも、最初にそれ書くとねぇw
楽しめたよ。
健介 佐々木健介・・・・気はやさしくて力持ちな青年、災難が襲う。
ゆみ 北斗晶・・・・・・ズルイ女だったが健介に出会って、、、
憲二 武藤敬二・・・・・健介からゆみを横取り
希 キューティー鈴木・・健介が惚れた年下の美形女子
圭子 ジャガー横田・・・・健介の初恋片思いの相手
ゆみ父 山本小鉄・・・・・・腕相撲で健介に敗北
ゆみ母 ブル中野 ・・・・・やさしい母
ゆみ姉 デビル雅美・・・・・妹にキックして話を聞き出す武倒派の姉
ゆみ弟 馳 浩・・・・・・・おとなしい弟
健介元妻 アジャコング・・・・精神を患い、散財家の元妻
健介現妻 工藤めぐみ・・・・・健介よりも十歳ほど若い妻
健介父 星野貫太郎・・・・・妻と不仲、金銭トラブル、健介を勘当
健介母 ダンプ松本・・・・・蒸発した経歴をもつ母
全てプロレスラーでまとめてるwwwwwww
素敵な話だったよ
憲二も健介も子供も親も、みんな一生大事にしてあげてね
ありがとうねー
>>589
ちょっ!!爆笑
いろいろつっこみたいけど、
お母さんブル中野って・・・涙
>>591
ありがとう。
周りの人、みんな大事にしたいと思います。
良スレだったね とりあえず、1さんお疲れ様。
子供と憲二さんを大切にね
わかりましたー。
学校って事はまだ若いのかな?これからステキな恋愛してね。
>>595
昔美輪さんも同じようなこといってたの、テレビで見たことあるよ。
とりあえず読み終わって中高とも男子校だったことを激しく後悔した・・・
大学生だったら今からやん
かわいい彼女みつけるんだよー
健介幸せになって良かった!
番外編気になるなー
良いスレやな…
これからもお幸せに!
もちろん、いろいろな意見があって当たり前だと思いますし、
私が叩かれるのも当然だと思います。
健介に対して私がなにもできないのもその通りです。
私なんかがなにかする前に、自分で全部やってしまう人なので。
連絡しました。
読んでみるって言ってました。
私の発言や文章などで、不快な思いされた方は申し訳ありません。
健介の生き方を読んで、少しでも元気出してくれた方がいたら幸いです。
それでは、これで失礼します。
みなさん、ありがとうございましたー。
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五十路の婆さんに素敵な時間をありがとう。