公園で走り回っていて、何かに躓いて転んだ。
けっこうな勢いで転んだのでそりゃもう痛かった。
そういう時、子供って泣く直前に数秒タメるじゃん?
私もそうだったんだけど、その数秒の間に
目の前のベンチに座っていた優しそうなおばちゃんが立ち上がって、転がってる私の前にしゃがんだのよ。
あ、助け起こしてくれるのかな、痛いの痛いのとんでけってしてくれるのかな、って子供心に思ったんだけど
次の瞬間、おばちゃんは両手をグーにして私の目をまっすぐ見て
修造ばりの力強い声で「頑張れッ!!」て言ったのよ。
それがあまりにも衝撃的だったもんだから涙が引っ込んじゃって
そうするといつまでも地面に転がってるわけにもいかないから
おずおず自力で立ち上がったら、おばちゃんは
自分で立てたね~えらいね~って褒めてくれた。
それまでは私が転ぶと親や通りすがりの人が「大丈夫!?痛くなかった!?」って助け起こしてくれるのが普通だったんだけど
そうか、自分で立ち上がればいいんじゃん!って目から鱗が落ちた。
一部始終を見ていた母(少し離れた所で私が遊んでるのを見守ってて、
転んだのを見て駆け寄ってくる途中だった)も何か思うところがあったらしく
それからは私が転んでもすぐに手を貸さずに
私が起き上がるのを待ってからヨシヨシしてくれるようになった。
後になって聞いてみたら
「それまで過保護なつもりはなかったけど、何もできなかった赤ん坊の頃から育ててるからその延長でいつも手を出してた。初めての子供で勝手もわからなかったし。
でもあの一件で、もう赤ん坊じゃないんだ、もっと手を離していいんだ!って気付かされた」
と言ってた。
母子ともども、ちょっと成長できた体験でした。
いい話。
和みました。
母娘ともども成長したってとこがいいね
※管理人オススメのキチな記事はこちら↓↓※(定期的に更新致します)
- 食べ放題の店で。店員『お会計は大人料金3人分です』私「えっ、この子(0歳)もですか?さすがにこの子は…」 → すると店員が…
- DQN『どけよ。てめぇマジコロすよ?ああ?』『先輩今どこっすか?まじコイツ拉致って下さいよ』俺「えっ」 → 先輩『あ、お久しぶりっす!』DQN『えっ?』 → 実は…
- 俺『全財産の1000万円を投資信託にぶっこんでみよう!』 → 結果、俺『ワロタwなんでみんなやらないの?』 → それが…
- 高速でクラウンが煽ってきた!幅寄せや急ブレーキに、私『ムカつくな~』 → 煽りに飽きたのか、すごい速度で走り去り、しばらくすると…
- ウワキがバレたw → 会社『もう来なくていい。退職届書いて』私「えっ」旦那『離婚届も』私「全て白状します」 → すると旦那が・・・