駅で電車を待っていたら、少し離れた所で同じく電車待ち中らしい女性三人が何やら揉め出した。
というかギャーギャー騒いでるのはその内の化粧の濃いおばさん一人だけ。
どうも買う切符を間違えたとか何とかで
「自分の切符とあんた達の切符を取り替えろ」と見ず知らずの母娘に迫っているようだった。
お母さんが困り顔で必氏に断っている中、唖然としながら娘さんが知り合いかとお母さんに確認を取る。
当然首は横に振られた。
その間も厚化粧ババァはやれ私は困ってるから助けろだのあんたはもう一回買いに行けばいいでしょだの喚いてて、
とうとうお母さんの手から切符が奪われてしまった。
にやにやしながら「最初から大人しく寄越せば良かったのよ」とかババァが言った瞬間娘さんが動いた。
切符を奪い返してそのままひらひら地面に落として、ブーツでガッと踏んで腕組んで一言。
「拾え」
娘さん、身長高めでモデル体形。真っ黒なかっこいいロングコートを着てたんだけど
良すぎる位のタイミングで風が吹いていい感じに裾ばっさばっさはためいてるし物凄い迫力だった。
夜叉とか鬼武者とか、何かそういうのに見えた。効果音で言うとドーン。
ババァは金魚→赤面→発狂。もうふじことしか変換出来ない発狂っぷり。
「何すんのよふじこ何様ふじこ!」
「何様はお前だ!」
「生意気ふじこ!」
「黙れ恥知らずが!」
「ふじこ!ふじこふじこ!」
本当に申し訳なかったんだけど、この辺りになるまで私はぼけっと見てただけ。
意味が分からなかったんだよ。自分で買いに行けよって話だし…マジキチに遭遇すると時間止まるねマジで。
慌てて駅員さん呼びに行ったらもう既に呼んだ方がいたみたいで制服を着たお兄さんが走ってきた。
それを見たババァ、捨て台詞叫びながら逃亡。
「覚えてなさいよおおお!」
「3秒で忘れてくれるわああああ!」
さくっと叫び返した娘さんはお母さんに向き直って、さらに言った。
「……怖かった…何だあれ意味わかんないUMAなの…?」
娘さんちょっと涙目だった。
駅員さんや周りの人達に謝り倒した後
踏んでた切符拾ってコートのポケットから取り出した切符と交換してからお母さんに渡してた。
惚れた。
これは惚れざるをえない
女だけど嫁に欲しい
しかもちゃんと切符交換してお母さんに渡してるしいい子だなー
和みスレに投下するネタとはなんか空気が違う気がする
実は内心gkbrだったってところがなごみどころなのかもしれんが
前提が重すぎるな…
そいつが自分で切符を買わず、キセルのかわりに他人の切符を奪う常習犯なら
ここで逮捕できなかったわけだし
(それは別にお嬢さんや駅員を責めてるという意味ではなく、
今後別の誰かが同じ被害に合った時はこううまく撃退できないかもという意味で)
別のなごみを拾って来た
悪口ネタではあるがまだ可愛げがあると思う
343 名前: スペースNo.な-74 : 2009/12/26(土) 00:28:44
その昔、小学生低学年の甥が私の母に(甥っ子からすると祖母だな)に
「おばあちゃんなんてもうおばちゃんなんだから!」
と言っていた。
本人としては「おばちゃん=悪口」なんだろうが、
言われた本人は若返ったと喜んでいた。
そんな感じか。
世間一般的には「おばちゃん」で通る年齢でも
孫が産まれれば必然的に「おばあちゃん」の肩書を得ちゃうからなあ…
本人が喜んでるなら良いんだろw
引用元: ・あなたの心がなごむとき~第53章
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