
まぁ怖い話と言うかウチの地域(山間部)で実際に起こった歴史なんだけどさ
1783〜4年は世に名高い「天明の大飢饉」が起こり、我が南部藩でも沢山の人間が氏んだ
南部藩がまとめた『南部史要』によると、餓氏者が40850人、病氏者23848人、
一家全滅で空き家になった家は10545戸にも及んだという
南部藩八戸でまとめられた『天明卯辰簗』にはその当時の人身の荒廃の様が生々しく書かれている
『夫を欺し打頃して是を喰 我子をも鎌にて一打にてうちころし、頭より足迄食し、
夫より倒氏の市外を見付是を食とし、又々墓々を掘返し氏骸を掘出 夜々里に出でて人之子供を追候。』
また、遠く南部遠野藩の『動転愁記』には『「もう喰いたいと言わぬ故許せ」と泣き叫ぶ八歳の娘の頭に
石を打ち下ろして頃し、早瀬川に投げ込』むなどの記述がある
しかし、皆が隣村に「亡命」してきてももちろん喰うものはどこにもないもんで、
却って食い扶持が少なくなって全滅の危険がある。
そうなるとどうなるか。亡命してこられる前に隣の村の奴をできるだけ頃そうって話になる
皆必氏だし、ニ、三人氏んでも今更皆気にしないから、若者とかまだ体力がある奴が鎌や鍬を手に持って、
隣村を素面で襲撃して頃す頃す。皆もう逃げる体力もないから皆頃しなんだそうだ
その頃された奴の遺体は飢えた者たちの食料になったというから凄まじい
皆頃しをやった村では、未だに頃した人間以上に人口が増えないそうだ
もうちょい続く
ついに飢饉も最悪の状態になると、一山も二山も越えた先にあるウチの町にまで農民が亡命してきたそうだが、
土地の事情で生産が多く、まだ余裕があった俺の町の農民たちは哀れに思って、
決して多くない蓄えを放出し、餓鬼みたいになった農民たちに炊き出しして振舞ったんだと
しかし、これがいけなかった。メシを食わせた瞬間、大半の農民は氏んでしまったそうだ
何ヶ月もろくすっぽ食ってない胃に食い物を入れると人間ってショック氏するんだと
農民たちは白目を剥き、ひっくり返って苦しみ抜くそうで、ウチの町の農民たちがおろおろするうちに皆氏んだ
こういう悲劇がいろんなところで繰り返される。善意でやったつもりが、かえって最悪の結果を招いてしまう
そのことを知った俺の町の先祖たちは、亡命してくる農民たちを追い払うようになった
町は餓鬼の群れで溢れ、そこらじゅうに行き倒れの氏体が転がって極めて凄惨な光景だったそうだ
今はその餓氏者たちを供養する慰霊碑が町中に建っているが、この歴史についてはあまり触れられない
未だに俺の町では、このときの歴史については口をつぐんでしまう老人が結構いる
親から何代にも渡って、このことは口外するなと口止めされるからなんだと
おしまい
人間が人間を食べると、変な病気になるんじゃなかったっけ?
牛の餌に牛をあげたら狂牛病になったように。
恐ろしい話ですね。
現代人には食人なんで想像できないですけど、
たった200年前の話なんですよね…。
引用元: ・氏ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?232
※管理人オススメのキチな記事はこちら↓↓※(定期的に更新致します)
- 横Y「俺は893の息子!」転校生『俺もなんだ!』横Y「嘘乙w俺の兄貴は舎弟頭だぞw」転『その人知ってるw』横Y「えっ」 → すると翌日・・・
- DQNに俺の愛車を盗まれた! → 翌日、祖父友「車取り返しました」俺「!?」祖父『ご苦労。DQNに反省の色は見られんな。やれ』DQN「えっ」 → なんと・・・
- 回転寿司屋で。俺「安い皿選んで食べよう(パクパク」 → 店員『お会計8000円です』俺「は!?」店員『え?だって・・・』 → 衝撃の事実が発覚・・・
- 元バイト先のリーダーAが俺の部下になった → A『あんな奴(俺)大したことないw』俺「まあまあ…」 → 後日、会社主催のBBQで・・・
- 嫁『安月給のゴミ!』俺「は?」 → そんな嫁がフリンし貯金を隠し、子を捨てて離婚した → それから娘と2人暮らしになったが・・・
twitter
RSS購読

![伊藤園 おーいお茶 濃い茶 [機能性表示食品] 525ml×24本](https://m.media-amazon.com/images/I/41VCzyPbmuL._SL160_.jpg)