
朝に持病の発作が出ていたけど、発作自体は珍しくないことなので全員心配しつつ会社や学校に行き、私が帰宅した頃にはかなり悪化していてすぐに病院に行ったが意識を失い、二日後には帰らぬ人になった。
父は母が倒れてから亡くなるまで病院につきっきりで、亡くなってからはお葬式の手配等で忙しく
その間私と五年生の姉は車で一時間の距離の親戚宅に預けられていた為、母が倒れた翌日から葬儀が終わるまでずっと学校を休んでいた。
母が亡くなってから初めて登校した日、周りの子達は子供ながらにわかるのかみんななんとなく気を遣うというか腫れ物に触るような扱いだったのだけれど、同級生のAという男子だけは違った。
Aは校門前で私を見つけると駆け寄ってきて
「なーなー、お前の母ちゃんてなんで氏んだの?」
と聞いてきた。
まだ幼くて「母親の氏」というものがしっかり理解できていなかったのか
ついこないだまで生きていた最愛の母があっという間に亡くなった事にまだ現実味がなかったのか、その言葉自体に大して傷つきはしなかったけれど
それでも人前で堂々と母の氏因なんて言いたくないし、不快感はあったので無視していたが、Aはしつこくなんで氏んだの?と聞きまくってきた。
この時点で十分神経がわからないけど、無視し続ける私にムカついたのか、Aは最後っ屁のように
「ふーん。お前の母ちゃんジサツしたんだ。」
と言い放ってその場を去った。
いくら子供といっても、言っていいこと悪いことの区別もつかないんだろうか。
神経わからん通り越して頭おかしいと思うし、二十年近く経った今でも忘れられない。
同窓会とかあったら言ってやろうかな。どうせ向こうは覚えてないんだろうけどね。
Aぶん殴りたいわ
Aを思いっ切りぶちのめしてやりたい
案外「あの頃は君が好きだったから構いたかった」とかほざきそうな気もする
親が言っていたのかもとゲスパー
後日Aではない同級生と校内で喧嘩になった時も「なんだよお前なんか母ちゃん氏んだくせに!」と言われたりもしたから
まだ7〜8歳の子供に人間の氏を理解しろ、大切な人が亡くなった悲しみ辛さを考えろなんて無理な話だろうし、気にしない方がいいんだろうなとは思う。
でも多分一生忘れないし、憎んでるのか聞かれたら微妙だけど謝られても許せないと思う。
少し重い話だからリアルでは誰にも言ったことがなかったので、ネットとはいえ初めて人に話せてちょっと重荷が下ろせた気がします。
Aに怒ってくれた皆さんありがとうございました。
ちなみにAは町内の小さな個人医院の息子だったと思うので、親が言ってたんだとしたら大問題だな。
引用元: ・その神経がわからん!その53
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Aが親の跡を継いでなきゃいいな
親もろくなもんじゃなさげ