
昔、初めての一人暮らしをしたときのこと。
1DKの古いアパートだったけど自分の好きなことを自分のペースで出来る一人暮らしはまさにパラダイスだった。
が、入居して半年ぐらいだったろうか
お風呂上りにふと見たら、電源切ってあるデスクトップパソコンのディスプに
向こう側からこっちを覗き込むような老人の顔を見た。
性別は分からなかったけど、老人のシワシワの顔でとにかく目つきが怖かった。
ビックリして目をギュッと瞑って、おそるおそる開いてみたら普通の黒いディスプだった。
見間違いだと思いたいけど確かに見たと言う感覚をぬぐえなくて
怖くて怖くて濡れた髪のままバッグを掴んで部屋を出た。
しばらく車の中で震えてたけど、どうしても戻るのが怖くて実家に戻った。
両親にも弟にも笑い飛ばされたが、翌日が休日だったこともあって
弟に1万やるからついてきてって頼んでマンションに戻った。
そしたら弟が、マンションのエントランスから震えだして
「姉ちゃん、3万でもいい?」って言うので「2万じゃダメ?」って言ったら
「いや、3万でも安い。俺ここ怖い。帰りたい」とか言い出した。
弟に霊感があるとかないとか今まで考えたことも話題になったこともないけど
その震えようになんかヤバい気がして「わかった」って3万円で手を打って一緒に部屋に行った。
が、その部屋はこれまでと変わらず普通の1DKで、怪しい空気は感じなかった。
にも拘らず、弟はさっきほどじゃないけど何か嫌な気配があるとか言って
私の方もその時は怖さは感じなかったけど、弟の様子を見ててももうこの部屋に住むのは無理だと思って
すぐに引っ越しが出来る状態に片付けて実家に戻った。
そして後日一気に荷物を運んで部屋は解約した。
しばらくして、私が住んでた部屋の隣で独り暮らしの老人が孤独氏していたことを知った。
私はここに引っ越してきたとき、両隣に挨拶とかしてなかったんだ。
女の一人暮らしってあまり知られたくないしと思って。
だから隣が年寄りの一人暮らしだってこともしらなくて、
どのタイミングで亡くなってたのか分からないけど、もしかしたら助けを求めて出てきたのかな。
それか氏んだことを知らせたくて・・・とか。
でも怖がるだけでスルーしてしまってごめん。
それまで一人暮らしにすごく憧れて、やっと親の許可が出て喜んでたのに
この件があってから結婚するまでずっと実家暮らしだった。
一人暮らし話に便乗
隣室の老人が亡くなったのも一緒
この老人の部屋が「隣に引越して来ました」と手土産持って訪問したら酷いなんてものではない汚部屋だったので内心『最悪』と思った
アパートは古いにしても手入れはされているから全体的に汚くはなし住人もしっかりした人ばかりなのだが隣室だけが汚部屋だからゴキブリがとにかく出た
徹底的に掃除をしてもバルサンを何度も焚いてもゴキブリが出なくなるというスプレーを何本も使ってもブラックキャッ○とかゴキブリキャッ○とかあれこれ使っても出る
生ゴミの管理の徹底をしてもとにかく出る
ある日、普段は見かけない大家さんが隣室に出入りをしていたので挨拶したら「隣室の老人が亡くなった」と聞かされた
たまたま大家さんが隣室に用事があって出向いたら玄関ドアが半開きだったので「いるかい?」と中を見たら倒れていたらしい
しばらくしてから隣室は割と大掛かりなリノベーションをしてかなりきれいにしたみたい
そのおかげでゴキブリがほぼ出なくなったのが衝撃的
アイリスオーヤマ
2022-12-12
引用元: ・ 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その32
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